はじめに
今までに何度かiOSで使える音源アプリを紹介してきました。
私はこれらの音源アプリに満足してますし、欠点も把握はしているつもりなので、楽曲や状況に応じて使い分けています。
しかしながら、音質(一般的には音の解像度でしょうか?)がイマイチと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
特にDTMの専門音源であったり、ワークステーションクラスのシンセキーボードの音質には絶対的に敵わない部分があるのも事実です。(そうでなければあんな高価な買い物はしませんよね)
そんな方々にも、いくらか聴けるレベルかな?と思われるアプリを紹介しましょう。
KORG Module
¥4,800はちょっと高いですかね?
今までですと年に2回くらいセールで安くなることがあったので、急ぎでない方はその時期を狙うのが良いかもしれませんね。
更にアプリ内課金で、korgの有名なTritonシリーズの代表的な音色が追加されるパッケージであったり、オルガンやエレピを充実させるパッケージがあったりもしますので、音色を作り込みたい方にも十分応えてくれるでしょう。
何が出来る?
このアプリは音源モジュールなので作曲・編曲は出来ませんが、様々な音色のプリセットを元に、簡単な作り込みや、エフェクトを掛けることが出来ます。
勿論、作り込んだ音色はプリセット登録して後から呼び出すことも出来ます。
その他、練習用に音楽アプリから楽曲を呼び出したり、写真orPDF形式の楽譜ビュアーの機能も備えています。
音質は?
上の本家HPからも音を聴くことが出来ますが、もっと実演っぽい方が聴きたい方はこちらをどうぞ。
接続順 : micro Key Air 61 →(Bluetooth) → iPad Air → ミキサー
※ギタリストが弾くキーボードっとことで、ミスが多いのはご勘弁下さい(^_^;)
この動画では、Drive Organ 1というプリセットを元に、歪みの量を調整したり、ヴィブラートの掛け方を変えたりして所謂ハードロックオルガンみたいな音色に調整しています。(もうちょい軽めの方が本物っぽかったですかね?)
お次は以前、別の記事で使ったこちらから。
接続順 : ギター → BJF Buffer Split → iRig Pro → iPad Air → ミキサー
画像からではわかりませんが、30秒くらいから聴けるストリングスの音はKorg ModuleのTritonシリーズ(アプリ内課金で開放)のLegato Stringsというプリセットを元に少しアタックを調整して弾いています。
他にも動画投稿でこの音源を使うことがあれば、こちらに追加したいと思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
他の音源アプリに比べると、音の厚みや解像度がワンランク上に感じられるのではないかと思います。(アプリ自体の初期容量も他のアプリより大きいですが・・・)
無論、他のアプリはそのアプリにしか再現出来ない音色もあるわけで、単純な優劣が付けられるわけではありませんが、このアプリは万人にわかり易く良い音と言えるのではないでしょうか。
オススメですよ!