はじめに
ここ最近のアニソンイベントではPoppin'PartyやRoseliaに加えて、Afterglowの楽曲をコピーしているバンドもよく見掛けるようになりました。
リットーミュージックより、Afterglowのバンドスコアが発売されたと言うことで早速入手・仕込みましたので、奏法解説記事にまとめてみたいと思います(^^)
Poppin'PartyやRoseliaとの違い
BanG Dream!プロジェクトに於いてポピパやRoseliaの楽曲は、声優さん達の技術力向上に合わせて段々と難しくしている様に感じます。
一方でAfterglow初め他のバンドは現時点での難易度と言う設定は無いように思います。
今回いつもと同じ様な感覚でコピーしようと挑んだら、結構難しかったです(^^;
正確には、ちゃんとコピーすると難しかったと言う表現が正しいかと。
RASの存在
2018年初頭のガルパライヴより、バックバンドと言う設定で始まっているThe Third(仮)。
現在は正式メンバーを揃えてRaise A Suilenとなっていますが、彼女らのプロミュージシャンレベルの演奏レベルが垣間見える楽曲となります。
※レコーディング時点では別のプロミュージシャンが演奏しているでしょうけど(^^;
奏法のポイント
- メインリード
- 2番Aメロのバッキング
- 2番Bメロのタッピング
- ギターソロ
- ソロ明けのバッキング
※チューニングはレギュラーです。
リードパート
ギターで奏でるメインメロディ。
それほど難しいフレーズでは無いと思います。
…が、音の飛び方が若干複雑な為、事前にしっかり運指を決めておいた方が良いでしょう。
2番Aメロのバッキング
1番と違ってキメから入りますので、リズム隊と一体になりましょう。
4小節目のアルペジオのオブリはリードとハモるので、同時にリードギターを聴くだけの余裕も欲しいところ。
後半の途中に出てくる4~6弦の解放弦含みのアルペジオリフは、オルタネイトが難しければ全てダウンピッキングにするのもアリかと。
解放弦が鳴りっ放しにならないように注意して、フレーズ頭以外は右手で軽くブリッジミュートを掛けてます。
2番Bメロのタッピング
この手のゆっくり目なタッピングフレーズは誤魔化しが効きません。
ハンマリングとプリングが出来ているか、リズムがキチンとハマっているか、1音1音確認しながら弾きましょう。
ギターソロ
前半と最後はエモーショナルなフレーズに、一部分だけかなり速いフレーズを挟む構成。
エモーショナルなフレーズはある程度ピッキングもしっかりし、左手もニュアンス優先で比較的大きく動かします。
それに対して速いフレーズはなかなか弾きにくいので、フィンガリングもピッキングも一気にコンパクトにします。
この速弾きのポイントは弦移動した最初のアップピッキングが決まるかです。
ソロ明けのバッキング
スタートのアルペジオは細かく静かに歯切れ良く弾く為、出来れば全てダウンピッキングで弾きたいところ。
ブリッジミュートは低音弦より弱めに掛けましょう。
高音弦は低音弦より柔らかいので、強く押さえると音が上擦ってしまいます。
※私もちょっと強く掛け過ぎたと反省(-_-;)
その後はとてもリズミカルで歯切れの良いリフ。
ブリッジミュートのOn⇔Offや、所々に出て来るピッキングハーモニクスをきっちりキメられるかがポイントです。
最後に
ポイントとしてサイドパート2件にリードパート3件、取り上げさせて頂きました。
原曲のガルパ設定ではこれを歌いながら弾く蘭ちゃんはとんでもないJKですね(^^;
リードを担当するモカちゃんもとんでもない実力者です(;゚Д゚)
エモいよね~は伊達じゃない(笑)
そして、これらをカヴァーするRASの小原莉子さんはやはり相当な実力者であり、彼女が加入する前にサポートとして弾いていた大塚紗英さんもまた、物凄い練習量をこなされたのだと想像します。
※実際、ポピパの初期とは技術力が異次元です(^^;
我々アマチュアバンドマンは難しいフレーズはどんどん簡略化して、まずはバンドで合わせられらことを優先しましょう。
でも、ゆくゆくは弾けるレベルになれるように、日頃の鍛練は続けるのも楽器の楽しみだと筆者は感じています(^^)
最後までお読み頂きありがとう御座いましたm(_ _)m
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