はじめに
去る先日、(OURSOUNDS経由)バンオフで見掛けたJanne Da Arc(以下、JDA)セッションに参加してきました。
JDAは筆者progreにとっては学生時代にバンドサークルで数年に渡ってコピーバンドをしていたこともあり、とても思い入れのあるバンドです(^^)
※記事をシリーズ化しようと思い立ったけども、まだ1記事だけ…^^;
今回は4曲程演奏させて頂く機会を得ましたが、いずれ奏法解説記事にしたいと思ってはいます。
遅れ馳せながら…
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年11月11日
11/9(土)Janne Da Arcセッションにて4曲、ギター弾かせて頂きました。
BLACK JACK
sister
feel the wind
Dry?
最近はバンドばかりでセッションは久々。
ジャンヌやると言うだけあって、上手い人達ばかりだったので、とても良い刺激になりました(^^)#JDA #セッション
せっかくなので、普段のバンドとはまた勝手が違うセッション形式に対して臨んだ機材をご紹介がてら、記録に残したいと思います。
スタジオの常設機材
今回はスタジオ常設のMarshall JCM900を主軸に考えました。
当日の #機材紹介
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年11月11日
アンプはスタジオ常設のJCM900のLead chをGain~presenceまで基本オール5。#Bogner #Ecstasy Blue(写真左下)をプリアンプ的に通します。
VolをMax、Gain9時くらいで、EQは大体12時。
Bassは適宜10~12時程度に。
Variac off
blue Mode
pre-eq b1
Structure 101 https://t.co/cUhjtKwlwd pic.twitter.com/qpvpbHGT3J
自分以外を見渡してみると、KemperやHelix、Mooer等のしっかり作り込めるシステムを持ってきているギタリストさんも多かった様ですね。
たしかに、現場のアンプのコンディションに大きく左右されるリスクを考えると有効なのは、Kemperユーザーでもある筆者progreも同意出来ます(^^)
Bogner Ecstasy Blue
上に貼り付けたツイートにもありますが、常設アンプであるJCM900のLead chで基本的な音を作りつつ、アンプ前段にこのエフェクターをプリアンプ(+ブースター)として噛ませてます。
本来はクランチ〜軽めのオーヴァードライヴを単体で作るエフェクターですが、内部の昇圧回路と優良なバッファで音圧を足すことに特化させて使うのが自分流です。
ツマミ・スイッチ類のセッティングはツイートをご参照の上。
個人的にマーシャルのJCM2000以前のモデルは歪みが扱い辛かったのですが、このエフェクターのおかげでまず自分が狙っている音に近付けることが出来ます(^^)
今回使った楽曲のうち、BLACK JACKとfeel the windはこのエフェクターのみ使いました。
Bogner Ecstasy Redについて
余談ですが、このエフェクターと同シリーズにはBlueではなくRedモデルもあります。
こちらは単体でかなりしっかり歪ませることが出来ます。
こちらもかなり音圧の高いディストーションを作ってくれますし、使っているギタリストさんも今までに結構見掛けました。
単体でしっかり歪ませられるエフェクターが1台欲しい場合は、選択肢の一つとして考えて間違いないと思います(^^)
Digitech drop
このエフェクター、何年使っているか…最早手放せない存在となりつつあります^^;
本来はスイッチ一つでチューニングをダウンさせたかの様な、比較的良質なピッチシフトを行うエフェクターですが、今回は全てレギュラーチューニングしかありません。
実はモーメンタリスイッチをonにして原音+オクターヴ下の設定にすると、スイッチを踏んでいる間だけオクターバーと言う使い方が出来るので、重宝しています。
#Digitech #drop (写真右下)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年11月11日
ダウンチューニングではなく、オクターバーとして使用。
オクターブの音量調節が出来ないのは難点だけど、
momentaryスイッチをonにすると、踏んでる間だけオクターバーとして機能するので、重宝してます(^^)
sisterで使用。
sisterのメインリードで使いました。
Digitech Whammy Ricochet
簡単に言えばペダルの無いワミー。
こちらもモーメンタリスイッチをonにして設定しておくと、踏むと音が上がり(下がり)、離すと音が戻ると言うもの。
あらかじめではありますが、音の上げ(下げ)の幅は勿論のこと、行き帰りのスピードもそれぞれ調節することが出来ます。
今回持っていったギターはStrandberg Boden Original 6と言うトレモロアームが無いタイプなので、曲中のアーム効果を再現する為に用意しました。
sisiterのGtソロ、Dry?のイントロで使用。
#Digitech #Whammy Ricochet(写真下中央)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年11月11日
ギターがアーム無しの為、Momentaryはon
Rangeを下
行き1時
帰り9時
Pitchを4thに。
これでアーム効果を演出してます(^^)
sisterのGtソロ、
Dry?のスタートのハーモニクスで使用。
One Control Minimal Series bjf Buffer Split
音痩せの考え方は人それぞれですが、個人的には接続しているエフェクターのバッファが気にいるかそうでないかで判断します。
一般的に手の届き易い価格帯のエフェクターにはあまり良質なバッファが積まれていることは稀なので、そんな時は前段にバッファ単体のエフェクターを繋ぎます。
バッファ単体と申しましたが、こちらはAB Boxや1 Loopとしても使えるタイプでもあります。
とても小さく、場所も取らないので重宝しています(^^)
VitalAudio VA-08 Mk-Ⅱ
さて、ここまでで気付いたギタリストさんもいらっしゃるでしょう。
- それなりの数を繋ぐのでパワーサプライが必要だろう
- アナログ・デジタルエフェクターを混同させるとデジタルノイズが乗るのでは?
電源そのものの質にはそれ程拘るタイプではありませんが、デジタルノイズに関してはきちんと対策を取ります。
沢山繋ぐ時はバッファも重要。#OneControl Minimal Series#bjf Buffer Split (写真右上)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年11月11日
今回は単純にバッファとして使用。#VitalAudio VA-08 Mk-Ⅱ (写真左上)
デジタル・アナログ混同なので、電源もアイソレイト(独立)型です。
筆者progreが使っているのはViralAudioのVA-08 MkⅡと言う独立(アイソレート)型のパワーサプライです。
電源の質に拘り始めると違うシステムになるのでしょうが、性能の割に安価で、重宝しています(^^)
Strandberg Boden Original 6
トレモロアーム搭載のギターを持っていけば良かったかもしれませんが…その軽さと見た目のインパクトはなかなか捨て難く^^;
デフォルトの仕様からピックアップやサーキット類を換装しています。
最期に。
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年11月11日
ギターはStrandberg Boden Original 6
青色がだいぶ沈んでますが、個人的にはこの緑掛かった感じが気に入ってます(^^)
ピックアップをデフォルトの #Suhr から #Lace Alumitoneに換装。
サーキットもコイルタップ+3wayで、Jシリーズ同様の仕様に。
ノブは@koh_craft さんから購入しました(^^)
最後に
冒頭に貼ったツイートにも書きましたが、JDAのセッションと言うだけあって上手な方々ばかりでしたね^^;
最近よく顔を出しているアニソン界隈が決して下手と言うことはないのですが、JDAのコピーをする場合は、楽器の技術的なことについて比較的真面目に取り組む必要があります。
そう言った意味で、演奏から技術的裏付けを感じさせる奏者の方が多かったなと感じました。
セッションそのものも久しぶりでしたし、学生時代にやっていたJDAのコピーを十数年振りに演奏出来たのも嬉しかったです。
当時やりたかったと思っていた楽曲を演奏しているところを観られたり、その技術力の高さを感じさせられたりと、良い刺激にもなりましたし、とても幸せな時間でした。
また機会があれば参戦したいと思います(^^)
これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!
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