はじめに
当ブログでも最も取り上げることが多いBanG Dream!プロジェクト。
この記事の寄稿時点で同アニメの2期が放送中です。
私は最速のAbemaTVで観てますが、諸事情で観られなかったりすることもあるので、我が家ではdアニメストアを登録しています。
第9話
後に鬱回として語られることになるであろう第9話。
そんな劇中で、今クールの主人公の一人とも言えるLOCK(朝日六花ちゃん)が弾いているギターソロに驚いた視聴者も多かったのではないでしょうか?
ちょっと番外編っぽいですが、今回はこちらのギターソロを演奏解説として取り上げたいと思います。
リアルバンドのRAS
朝日六花(LOCK)と言うキャラクターは、中の声優さんが実際にバンドで演奏するリアルバンドの1つ、RAISE A SUILENのギタリスト。
※9話の時点ではLOCKはまだRASに加入してませんが(^^;
リアルライヴでは担当声優である小原莉子さんが実際に弾いており、非常に高く評価されております。
#RAS武道館 🎧⚡️
— 小原莉子 (こはら りこ) (@Riko_kohara) 2019年2月24日
今回もストランドバーグ、ソロパートでは紫の7弦ギターで演奏しました✨🎸
そして今回初お披露目!!
朝日六花のオリジナルギター🎸⚡️
🏝カリビアンライトブルー🏝
RASのロゴインレイが入っております!蓄光なので安心!🌸
スタッフさんから粋なメッセージカードをいただきました✨😭 pic.twitter.com/dYljwWB6oa
劇中で弾いている中の人
…とは言ったものの、ホントのところは知りません(^^;
担当声優の小原さんはリアルライヴのみの演奏だと思いますし…
多くのバンドリ楽曲の作編曲者でもある藤永さんが弾いていらっしゃる可能性もあります。
追記 : アニメ放映直後、藤永さんご本人より、今回のギターソロも収録されている旨のツイートがありました。
OPのキズナミュージックから始まり、
— 藤永龍太郎 (@RyutaroFujinaga) 2019年3月28日
楽曲、劇伴と沢山関わらせて頂きました。
六花のギターソロなど劇中のギター周りも殆ど弾いていて、最終回、
とても感慨深いものでした。
本当にありがとうございます!✨
これからもバンドリ!
よろしくお願いします!!🙇#バンドリアニメ
他には…RASの楽曲のレコーディングでギターを弾いている川渕さんの可能性が考えられますかね。
[本日発売]
— 川渕龍成 (@geroneko1) 2019年2月20日
RAISE A SUILEN 2nd Single
「A DECLARATION OF ×××」
M1.『A DECLARATION OF ×××』
M2.『EXPOSE ‘Burn out!!!’ 』
にてギター弾かせていただいております!
よろしくお願いします🥰 pic.twitter.com/qEJZVfSSiv
この方、ご自身のYouTubeチャンネルでPolyphiaの楽曲を披露されていたりして、その流麗なフィンガリングから実力を垣間見ることが出来ます。
※Polyphiaについてはまたどこかで紹介したい程好きなバンドです(^^)
いずれにせよ、プロギタリストが手癖前回のフリープレイで弾いたフレーズをコピーするわけで、これから練習される方はある程度覚悟を決めて下さい(笑)
音取り(Tab譜)に関して
当然ながら一般的なfull版の楽曲と違って、バンドスコアなるものは市販されておりません。
しかしながら、世の中にはいつの時代も匠の技を持つ職人は存在するものです。
※私の引用ツイートで失礼します
素晴らしき職人様の仕事に、思わず弾かずにはいられませんでした(^^;https://t.co/7dRrh1UOtL
— progre@4/20アニめぐろ (@progre_k) 2019年3月4日
最後の下降フレーズは手癖ですが、それ以外は参考にさせて頂きましたm(_ _)m#バンドリ #LOCK #六花 #ギター #ギターを弾きます https://t.co/jfJODDWyWf
採譜して下さったけりー様、この場を借りてお礼申し上げます!
奏法のポイント
※チューニングはレギュラーです
レガート下降フレーズ (0:08〜/0:54〜/1:46〜)
最初の難関。
全般的にテンポフリーなので、運指さえ頭に入れてしまえば勢いで弾くだけです。
問題はこの手癖全開の運指をいかに覚えるか。
私はクリックに合わせて弾けるテンポから弾くことをオススメします。
動画でもBPMフリー→120→フリーで弾いています。
レガートフレーズはリズムが走り易いですが、幸い最終的にはテンポフリー。
フレーズがハッキリしていれば、走っても問題無いでしょう^^;
広い音域を使ったリフ (0:12〜/0:59〜/1:51〜)
6弦ギターの最低音から1弦7fまで。
ギターの音域のほぼ半分を使う移動の大きいフレーズです。
スライド
ポイントは後半。
1弦7fを弾いた後の3弦9fをスライドで入るところでしょうか。
※私も何度かミスってますね(-_-;)
もしかしたらもっと良い運指があるのかもしれませんが、前後のフレーズを考えるとこの運指が最も合理的であると推測します。
ピッキングハーモニクス
同じフレーズ内にある、3弦7fのピッキングハーモニクスも見逃せません。
このフレーズそのものは2回繰り返すので、確実に2回決めましょう!
メロスピライクな高速刻み+弦飛びフレーズ (0:17〜/1:07〜/1:56〜)
メタルばりの6弦開放+ブリッジミュートを使って刻みつつ、合間に別の音を挟むことでアクセントを付けるフレーズ。
そのアクセントが5弦→4弦→3弦→2弦と段々上がってくるのがポイント。
最初は良くても、6弦から3弦や2弦に移る際はミスし易いです。
※私も何度かミスってます(-_-;)
タッピング (0:23〜/1:15〜/2:02〜)
ハンマリングとプリングを繰り返すトリルからタッピングへと繋げる連続技。
メタルでは鉄板のソロフレーズですね。
実は・・・
この部分はタッピングのパターンをコピーし間違えてしまいました^^;
正確には1フレーズ当たりもう1タップ多いパターンでしたね。
これからコピーされる方は、けりー様のツイートを参考に完コピ目指して頑張ってください(^^)
ダブルチョーキング (0:29〜/1:23〜/2:07〜)
2本の弦を同時にチョーキングします。
これ、ちゃんとやろうとすると今回のソロで一番難しい箇所かもしれません。
狙った音を出すには、チョーキングする2本の弦それぞれベンドする具合が違います。
ただ、一般的にダブルチョーキングと言うのはルーズな雰囲気を出したい時に使うので、音程は何となくでも良いのかもしれません。
原曲(?)では結構ベンドしているので、あまり貧弱なチョーキングにならない様に気を付けましょう。
フルピッキング下降フレーズ (0:30〜/1:26〜/2:10〜)
フルピッキングと書きましたが、実際は何とも言えません^^;
このフレーズは完全に自分の手癖で弾きました。
原曲(?)を聴くと、最初の下降フレーズと違ってレガートではありませんが、部分的にはハンマリングやプリングを使っている可能性は十分に考えられます。
私は完コピ出来なかったのでアレですが、最初と最後の音は合わせましょう。
それだけでもぱっと聴いた感じがそれっぽくなります(笑)
最後に
今回は企画ものっぽい感じの演奏動画を元に解説記事にしてみましたが、なかなかどうしてポイントが多いテクニカルなソロでした^^;
これを弾く六花ちゃんが、モカちゃんに変態だと言われるだけのことはあります。
※私はギタリストとしてモカちゃんの方が変態だと思っているけど(8話参照)
この演奏動画、YouTubeへの投稿者は私が初だったようで、1週間で約4000再生を記録しました。
まだまだ駆け出しですがチャンネル登録者数も100人弱と同期間でほぼ倍増しました。
このブログや演奏動画でも大変お世話になっているBanG Dream!というコンテンツに感謝すると共に、今回最速で採譜して下さったけりー様はじめ、このブログを読んで下さっている方々、演奏動画をご覧頂いている皆様には重ねてお礼申し上げます。
今後とも当ブログ、週末のバンドマンとprogreを宜しくお願い申し上げますm(_ _)m
これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!
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