はじめに
2021年は1年を通して緊急事態宣言やまん延防止措置など、イベント事は何かと制限されがちな雰囲気で進んでおりましたが、夏頃〜秋口に掛けてのワクチン接種率の向上もあってか、(その効能や影響の検証はさておき)最後の4半期には実に多くの活動が再開しだしたように感じます。
音楽業界に於いてもプロのライヴやコンサートはもちろんのこと、我々ような趣味でバンドやセッションを中心に活動しているバンドマン界隈もここぞとばかりに一気に動き出したのではないでしょうか。
筆者progreも例外ではなく、(行動制限が入るかどうかはともかくも)年明けまた第6波なども噂される中で、楽しめるうちに楽しみたいと思い数カ所のセッションやバンド活動に参加させて頂きました。
今回はその中で日程的に最後であり、最も遠征となったバンドリセッション東北(以下、バセ東)の思い出を当ブログに記録したいと思います(^^)
バンドリセッション東北 Dreamers Anthem
今回が4回目の開催とのこと。
既に伝統あるイベントですね。
ここ数年、BanG Dream!プロジェクトの盛り上がりもあって全国各地でバンドリ系のセッションは行われており、筆者progreも別関係のセッションにて見学では参加したこともありましたが、奏者としては今回のバセ東が初めてでした。
このひと月前に参加させて頂いたLLBS(ラブライブ!系セッション)もそうですが、二次元コンテンツ縛りのセッションに奏者として参加すること自体が人生初。
本家のリアルコンテンツライヴに近い「(オタクとしての?)一体感」みたいな雰囲気が近くて、楽曲への拘りや理解も一歩先に入り込んでいるようなやり取りも多かったので、今まで参加してきたセッション会とはまた違った楽しさと発見がありました。
全国の猛者達が集結
実は今回のバセ東、筆者progreはかなり後から参加させて頂く運びとなりました。
通常でしたらセッション開催決定→エントリー開始期間から開始するのが常ですが、私がエントリーしたのは選曲も一通り終わって、楽曲別にエントリーしている段階。
運営に悪影響が出てはいけないので、主催にお断りを入れ、許可を頂いてから参加しました。
そこまでして参加してみたかった理由の一つが、このセッション会の参加者。
等など、「あ、(面識はないけど)この人知ってる」という方がとても多かったんですね。
実力は折り紙付きという方が多い上に、それこそ全国各地から(なんと九州からも!)集まるというのは、なかなか東京でもないのではないでしょうか。
この機会を逃したら次はないかもしれないという思いが、遠征という形でも参加したい気持ちを後押ししてくれました。
参加楽曲
バセ東にてエントリー→成立した楽曲は5曲。
後から入った手前、出張り過ぎかなという気もしましたが…一方で、多くの楽曲の成立に貢献出来たのではないかと自分に言い訳しています^^;
flame of hope (Morfonica)
タイムテーブル上の1曲目。
今年の年初に発売になった際に演奏動画でも弾いていますので、思い出すだけ…ではあるのですが、流石に日が経っているので思い出すだけでも一苦労ではありました^^;
そういえば、奏法解説記事がまだでした。
今回思い出したのは良い機会ですし、後日記事に起こしたいと思います。
セッティング
使用機材については後でTwitterの投稿を貼っておきますが、ここで書きたいのはライヴハウスのこと。
実はこのバセ東の少し前に参加したセッションで、自分のギターの音が小さすぎて聴いている側にあまり届かなかったという苦い経験をしていたところだったので、今回は大き目にしようと臨みました。
ところが、今回のライヴハウス(space Zero)さんは、ギターもしっかりマイキングしてミックスする手法のPAさんが担当されていたので、それ程ギターの音量を上げなくても良かったのです。
今回のバセ東4thは期間限定で有料配信も行っているとのことでしたが、実は配信スタイルにする場合はこの手法がかなり有効に作用します。
コロナ禍から配信ライヴを始めたライヴハウスさんは多いですが、PA側の処理が未だに従来の音量合わせに終始しているところも多く、配信だとVoやKeyといったライン出力系の楽器類の音しか聴こえないというのは未だ多いです。
その点、今回のspace Zeroさんのきちんと全ての楽器をミックス処理する手法は、配信での音量バランスも良好だったのではないでしょうか(^^)
TITLE IDOL (Pastel*Palettes)
もう二度とこんな贅沢な機会はないのではないかと思わせてくれる、良い環境でした。
ギターは私一人でしたが、シンセがなんと3台!(正確には2台とエアロフォンが1台!)
パスパレ楽曲は打ち込みも多いので当然なのかもしれませんが、それでもこれだけシンセ奏者の皆さんとご一緒に演奏させて頂ける機会は今後もまずないと思います。
Voの方も、パスパレ(というか丸山彩)に対する拘り(というか愛)が非常に強い方で、そういった部分も含めて非常に強力な布陣でこの曲が演奏出来たのは本当に幸せな時間でした(^^)
そもそも、この楽曲そのものが良いというのもあるんですよね。
演奏動画にはしていませんが、来年必ず演奏動画に仕上げたいと思います。
Hello! Wink! (Poppin'Party)
自分で演奏動画にもしましたし、1年前のスタジオ対バン配信ライヴでも披露した楽曲。
前述の通り、今回のセッションは全国から猛者達が集まっているので実力に優劣はないのですが、この楽曲とこの次の楽曲でご一緒させて頂いたBaの方はずば抜けて上手かったですね。
※聞くところによるとBaの先生だそうです
しっかり音を乗せるだけで曲をまとめてくれる、Drの方も大変上手な方だったので、ぶっつけ本番のセッションとは思えないクオリティで演奏が出来たのではないでしょうか^^;
Tab譜のお礼
この楽曲を演奏動画にした際、動画説明欄にも記載させて頂きましたが、この楽曲のリードパートをコピーする際に冒頭の写真を撮ってくれたXoLさんの演奏動画&Tab譜を参考にさせてもらいました。
実はこちらがお礼を言う前に、XoLさんの方からOpera of the wastelandをコピーする際に私の演奏動画を参考にさせて頂いたとお礼を頂きまして、こちらもお返事する様な形でHello! Wink!をコピーした際のお礼を伝えることが出来ました。
ネットとリアルの交流。
自分が10代の頃には考えられなかった素晴らしい世界ですね。
XoLさんは、イメージしていた通り…いや、それ以上に爽やかな好青年でしたよ(^^)
Sacred world / mind of Prominence (RAISE A SUILEN)
RAS楽曲は2曲。
どちらも弾いたことのない楽曲だったので、今回のセッションに合わせて仕込みました。
どちらも来年に演奏動画&奏法解説記事にする予定です。
同期用トラックの作成
仕込みを始めてまず最初に思ったのが、ギター1本では手が足りないということ(笑)
結局2曲ともギタリストさんのエントリーはなく、一人で弾く前提で進めなければならなりませんでした。
この2曲でご一緒させて頂いたKey担当の方も界隈では有名な方で、おそらく同期を使えたら使ってくるだろうなと予想した上で、サイドギターのトラックを作って同期音源に混ぜて頂けないか打診しました。
2曲ともDrさんが同期演奏対応可能であったことも幸いして同期音源に私のサイドギタートラックも混ぜて頂けることになりました。
セッション直前数週間であるにも関わらず、更に途中で私がAmplitube Mesda Boogie 2を購入してRAS本家と同様のTC-100のモデリングに音源を差し替えという直前(1週間前)の仕様変更にも見事に対応してくださったことに感謝致します(^^)
※しかし噂には聴いてたけど、リアルの本人の扱いが酷いw
使用機材
今回の使用機材については既にTwitterにツリー形式で書きましたので、そちらを貼っておきます。
反省がてら配信のチェックも終わりましたので、#使用機材 を記録しておきます。
— progre@1/30(日)GwY (@progre_k) 2021年12月20日
ツリー形式にしますので、ご興味ある方はリプ欄へどうぞ(^^)
(出演)
flame of hope
TITLE IDLE
Hello! Wink!
Sacred world
mind of Prominence#バンドリセッション東北 #バセ東4th https://t.co/upGCpnJaCk
最後に
今回は文字数の関係で具体的に触れられなかった参加者も多いのが申し訳ないくらい、ご一緒させて頂いた皆様素晴らしい演奏者でした。
主催のこんさん先生始め、運営関係者の皆様には感謝しかありません。
こんな機会はない、多少無理してでも参加しようと思った直感は間違いではなく、本当に参加して良かったです。
SNSでの繋がりとリアルの繋がり。
どちらも使い方を誤ると事故や厄介事になりかねないものではありますが、今回はSNSとリアルの良い在り方を体現出来た気がします。
今後も何かしらの形で音楽を続けていく上で、こういった繋がりは大事にしていきたいものですね(^^)
これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!
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