はじめに
2020年1月18日。
今日という日にこの楽曲の奏法解説が出来ることを誇りに思います。
※大統領演説か(笑)
ラブライブシリーズ9周年を記念した、ラブライブフェスが開催されます。
素敵な楽曲が多い同コンテンツから、初期のμ’sの楽曲であるMusic S.T.A.R.T!!を奏法解説記事(一部除く)にしたいと思います。
印象的なPV
のっけから脱線すみません。
でも、このPVって素敵だと思うんですよね。
【MV Full】µ's 6thシングル「Music S.T.A.R.T!!」【スクスタリリース記念!】
特に(異論は認めますが)歌唱レベルの高い三名がセンターをとることで楽曲そのもののクオリティが押し上がっているようにも感じますし、むしろ彼女たちがメインをとることを想定した上で多少難しい要素を入れてきた可能性も否定出来ません。
当時噂になったAKB48のヘビーローテーションを意識したと思われるPVも、二次元コンテンツが三次元アイドル業界と並ぶ市場規模になった1つの証拠ではないかと筆者は感じました。
【MV full】 ヘビーローテーション / AKB48 [公式]
まぁその辺りの神経質な話題に深入りする気はありませんが、とても意味がある素敵な楽曲&PVであるということは間違いありません(^^)
懐かしのキラキラ感
ラブライブ楽曲ではたまに聴けるこの手のキラキラ感。
80年代生まれ90年代育ちの筆者にはこの手のキラキラなシンセアレンジはこの時代のニュアンスを感じられて懐かしいんですよね(^^)
美少女戦士セーラームーン OP セーラースターソング 【高音質】
奏法のポイント
Music S.T.A.R.T!! (μ’s) ギターfullで弾いてみた【ラブライブ!】
- イントロのリード
- カッティング中心のコードバッキング
- 2番Bメロ
- 転調〜アウトロ
イントロのリード (0:18〜)
壮大なオープニングの後に来るツインリード。
全体的にダンスミュージックなデジタルサウンドにエレキギターのアナログ音色を乗っけるというのは、いかにもアイドルソングらしい感じがします(^^)
【奏法解説】イントロ@Music S.T.A.R.T!! (μ's)
ヴィヴラートに気を配る
今回は基本に還ってヴィヴラートに気を付けて弾いています。
- 原音を伸ばす時間をテンポに合せて作る
- ベンドする幅が一定になるように
- ベンドするスピードを裏8分のテンポに合わせる
- ベンドした後きちんと原音に戻す
どれも基本的なことなのですが、意外ときちんとこなすのは難しいです。
筆者progre自身もまだまだ甘い部分が多いです^^;
振れの速度に関しては必ずしもテンポに合わせる必要はありませんが、速度は一定にしないと聴き辛いヴィヴラートになってしまいますから、気を付けたいですね。
カッティング中心のコードバッキング
この楽曲のバッキングはコードワークによるカッティングが主です。
筆者progre自身あまり得意とは言えませんが、カッティングの際は逆アングルピッキングを心掛けています。
詳しくは過去記事に書きました。
この辺はJUDY AND MARYのTAKUYA氏の影響ですね(^^)
2番Bメロ (2:04〜)
前半まで同じですが、後半に1番とは違うパターンが追加されています。
コードもこの楽曲中最も複雑な部分と言えるでしょう。
歌メロがほとんど同じなのに、ここまで後ろが異なるアレンジにプロの業を感じずにはいられませんね(^^)
歌の振り分け
歌の振り分けもここはハイライトでしょう。
絵里ちゃん推しと真姫ちゃん推しは尊死しないように気を付けて下さい(笑)
注:奏法解説には関係ありません
転調〜アウトロ (3:35〜)
半音上がる転調。
2020年ともなるとあまり聴かれなくなりましたが、90年代〜00年代にはよく使われていた手法です。
同じサビが半音上がってより明るく聴こえることで、盛り上がって聴こえるのですね(^^)
アウトロ
最後にまたツインリードが出てきます。
【奏法解説】アウトロ@Music S.T.A.R.T!! (μ's)
イントロ同様、ヴィヴラートに気を配って弾きたいところです。
尺(=小節数)も異なりますし、ハモりのアプローチもイントロとは異なるところはとても興味深いですね(^^)
メインリードの運指について
イントロもアウトロもオフィシャルバンドスコアを元に運指を覚えています。
従って、イントロとアウトロでは大きく異なっていますが、最後の部分を除き
半音上がっただけです。
ここはどちらかに合わせるような形で弾いてしまっても差し支えないのではと思っています。
最後に
ロックバンド形式の楽曲ではないので、ギターの目立つところと目立たないところがハッキリ分かれていますね。
そういう意味では奏法解説出来る部分は少なかったですが、音作りやパフォーマンス面でもメリハリを付けて弾きたい楽曲です。
今回のラブライブフェスもそうですが、こういった名曲が多い名コンテンツが色褪せないよう後世に語り継がれることを願って已みません(^^)
これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!
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