週末のバンドマン

楽曲の考察から奏法解説、使用機材やらを記録していきます。主にギター。アニソン系メタル系多め。

(自分にとっての)理想のエレキギターとは?①【きっかけ編】

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※公式より引用

Charvel® Guitars Japanese Official Site | GUTHRIE GOVAN SIGNATURE MODEL

 

はじめに

当ブログも2年目終わり頃にして(やっと?)100記事目。

 

演奏動画を交えた楽曲の奏法解説記事や、機材紹介の記事。

自分が出演したライヴ(&セッション)での使用機材紹介や、ライヴハウスそのもののレビュー記事なんかも書きました。

直接の演奏には関係無いですが、ライヴレポートやCDレビュー、プライベートの旅行記事なんかも織り交ぜてみたり。

 

ここで一つ、メインパートであるエレキギターについての考え方を整理してみようというのが今回の試み。

 

普段からツラツラとギターについて考えていることを、調べたことも交えながら記録していくので、この記事を読んで下さっているあなたのご参考になれば幸いです(^^)

 

 

きっかけ

そんな社会人バンドマン(?)生活の中で(主に)ギターを弾いてきたわけですが、絶え間ない物欲の間で出てくる、今使っている機材達の経年劣化によるトラブル

社会人になって十数年。

学生時代からバンドマンとして楽器に触れてきたのも含めれば20年超。

運良く長年使えた機材達にも細かいところでトラブルが発生して当たり前とも言えます。

 

筆者progreのギターにも小さなトラブル→簡単な修理(リペア)では済まないことが起こってしまいました。

※使用しているエレキギターの個体やメーカーを批判したいわけではないので、敢えてモデル名は伏せています

 

フレットに溝

学生時代に中古で買ったエレキギター

比較的高さのあるフレットであったにも関わらず、まともな摺合せをすることもなく長年メインギターとして使ってきました。

 

そう…完全に管理者責任ですね(-_-;)

 

あまりに気に入っていた為、摺合せやフレット交換で弾き心地や音が変わる(と言われている)のを恐れていたのもあります。

しかし、いつしかフレットに溝が出来るとチョーキングやヴィヴラートにも影響し、当然ピッチも悪くなり…

よくリペアをお願いしている某メーカーさんの工房に持っていったところ、やはりフレット交換と言われたので、せっかくなら最近使っているstrandbergで気に入ったステンレスフレットにでも換えようかな…とも考えていました。

そこで同時に、経年劣化しているブリッジやサーキット類も思い切って換装しようかと考えるのは自然の流れ。

しかし、そこでまた新たな問題が…

 

ブリッジの代替品が無い?

今回修理を考えていたエレキギターは少しだけ特徴的な部分があって、それはブリッジがピエゾピックアップ搭載だという点です。

※これで一部の当ブログ読者様にはモデル名がバレてしまうかもしれませんが^^;

 

後に自分で調べたのですが、このエレキギターが当時OEM先のフ◯ゲンさんで作っていた、ある種の特注品でした。

今までフ◯ゲンさんの確かな技術力とコスパに関しては、知り合いのギタリストが使っていたこともあり重々周知しておりましたが、実は自分が長年お気に入りで使っていたギターのOEM先だったことを十数年経って知ったのは不思議な気分です^^;

 

本当に弾き手の気持ちを汲んでくれる、良いギターになっています。

 

OEM先ではなく、販売元のメーカーに問い合わせれば、もしかしたら同様のパーツが入手出来るかもしれません。

…が、それですと確実に定価以上での購入となるでしょうし、同じ品質であれば量産品と比べるとどうしてもコスパは落ちるでしょう。

 

そもそもピエゾピックアップ付きのギターを選んだ理由が、当時どうしてもDream Theaterが弾きたかったからというもの。

今では(7弦ですけれども)MusicmanのJohn Petrucciモデルも所有しております。


【Dream Theater】Regression〜Overture 1928〜Strange Deja Vuギター弾いてみた

アコーステックギター風の音色であれば昨今のシミュレーター技術の進歩もありますので、どうしてもこのギターにピエゾピックアップを搭載しなければいけない理由はなくなりつつありました。

 

もっとギター本体の仕組みを知りたくなった

そんなこんなでどうすれば良いかとツラツラ考えていたら、もっとクラフトマンに近いレベルでエレキギター本体への興味が湧いてきました。

流石に木の板からギターを削り出して…なんてのはハードルが高いですが、一度ギターを完全にバラして、多少の調整を加えたりパーツを換装したりして組み直せる程度にはなりたいな、と。

 

…勿論、パーツの仕様や木材選定だけでは語れない、各メーカーさんの組み込み技術がそこにあることは承知の上ですけれども(^^;

 

今のところ、本格的な修理の必要性を迫られたこのギターをどうするかは結論が出ておりません(-_-;)

バラして組み直すにしても、どの部分をどう換装して組み直すのかはある程度計画を建てて、調べ上げた上で行動に起こしたいところ。

下手にバラした状態で長く放置するのは考えただけでも心が痛みます…

※まだそういった組み込みの光景に慣れていないだけなのですけれども^^;

 

自分でギターを組んでみることにした

どこまで出来るかはわかりませんが、思い切って自分の思う通りの仕様で各部パーツを揃えて組み立ててみることにしました。

 

正直、自分の望む仕様でハイクオリティなエレキギター本体が欲しければ、信頼するギターメーカーさんにセミオーダーでもフルオーダーでも頼んだ方が、時間含めたコスパは(ほぼ間違いなく)良いであろうと容易に想像出来ます。

しかしながら、今回は今後の自分のエレキギターに対する在り方や音作りについて等を学ぶことも一つの目的。

 

既に各部色んなことを調べていく中で、新たな知識を得たりしています。

より理想に近付けていく過程で、ちょっとした比較をしたい部分も出てくるでしょう。

そんなちょっとしたパーツ換装も自分で出来れば、手軽な音作りの一つとして自分のスキルになれば良いなと高い理想も持ちつつ…^^;

 

続きます

…というわけで、今回の記事の結びとさせて頂きますが、次回からこのシリーズでは今自分が考える理想のエレキギターの仕様やそれについて調べたこと等を記録していくことになるかと思います。

 

勿論、奏法解説や機材紹介等、今まで続けてきたことを記事にすることもあります。

 

ここに新たな要素を加える意味で、理想のエレキギターの追求記事も加えていきたいなと考えています。

あくまで筆者progreの志向性に基づいたものではありますが、そこで調べた知識や実践した経験が、この記事をお読み頂いたあなたの参考になれば嬉しいです(^^)

 

これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!

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