週末のバンドマン

楽曲の考察から奏法解説、使用機材やらを記録していきます。主にギター。アニソン系メタル系多め。

配信Liveサポート出演(バンドリコピバン)【音のサラダボール】@LIVE labo YOYOGI

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※ライヴ後日、自宅にて撮影



はじめに

去る2021年1月31日(日)、かれこれ20年にもなるバンドマン生活で2度目の配信ライヴにして初めてサポートなる立場でライヴを行いました。

 

今回はいつものライヴ機材紹介から、サポートメンバーとして色々と考えたことを記録してみようと思っております(^^)

 

 

※機材紹介をお読みになられたい方は、目次から遠慮なく飛んで下さい(^^)

 

人生初のサポートメンバー

マチュアバンドマンに於いてサポートってなんぞや?という感じもしますが^^;

今回は2021年1月の緊急事態宣言を受けて、あるバンドのメンバーの一部が出演出来なくなった為、半月後のライヴに今回限りのサポートとしてギターを弾いてくれないか、というものでした。

 

過去にもバンド内の事情でメンバーが抜けてお声が掛かったというケースは何度もありました。

…とは言え、それはいずれも正規メンバーとしてのお誘い。

ライヴ1回きりの企画バンドも多い中、ある程度継続して活動を続けると決めているバンドのメンバー事情で一時的なサポート出演を求められるのはバンドマン人生で初めてであることに、サポートを引き受けてから気付きました^^;

 

マチュアバンドマン界隈で聞くサポートの在り方

20年以上と言えば結構長くバンドマン人生を続けていると思いますが、結構サポートってセミプロみたいな立ち位置の方に多く声が掛かっていると聞くと同時に、ちょこちょこトラブル的なお話を耳にするのも事実。

その多くが金銭面とバンドに対する態度面である気がします。

 

サポートメンバーを巡る金銭トラブル

これ、結構聞く話ですよね^^;

  • サポートだからライヴ出演料やリハーサル代は払わなくて当たり前?
  • サポートを頼むのだからサポートメンバーにギャラを払うべき?

大まかにはそんなところでしょうか。

 

金銭面でこの辺の価値観には個人差があると思います。

あって当然だとも思います。

だからこそ、サポートを引き受けるか否か(契約)の時点で、この項目はハッキリさせておくべきだと思うんです。

プロの世界は知りませんが、アマチュアバンドマン界隈で商慣習が無い以上、事前にきちんと取り決めないのはトラブルの元でしかありませんから。

 

幸いにも私は今回、事前に引き受けの時点できちんと出演料については話を付けておりました。

リハスタ代は払うつもりでおりましたが、その後のバンド側の方針でサポート側は払わなくて良いということになりました。

交通費は自腹ですが、元々それも取り決めていたことなので何の不満もありません。

むしろ、交通費と外出時の軽飲食代金だけでバンド活動を楽しませてもらって、何だか悪い気がしたくらいです^^;

※メンバーの皆さん、本当にありがとう御座いました!

 

サポートメンバーを巡るバンドのモチベトラブル

たまに聞きます。

サポートでお願いして金銭面等も便宜を図っているのにも関わらず、

  • 練習をすっぽかす
  • 曲を覚えて来ない

等など。

※この場合のすっぽかすとは、無断欠席でその後本人からの連絡が無い場合

 

プロの世界では無いと思いますが、アマチュアバンド界隈で私のバンドマン人生を掛けて言えるのは、ソイツの実力は大したことないです(笑)

まぁ、サポートするバンド側のメンバーより少し上手いとかはあるかもしれません。

でも、大した差はありません。間違いないです。

 

今はSNSも発達して、バンドマン界隈に噂が広まるのも早いです。

そんなことをしていては、すぐにサポートの話など来ることは無くなるでしょう。

それだけで済むならまだしも、信頼を失えば、通常のメンバーとしてのお誘いも減っていくことでしょう。

 

サポートメンバーに大事だと思われるスタンス

少々嫌なことを書きました。

むしろ書きたかったのは、サポートメンバーとして参加する以上、

  • バンドがライヴ等の目的をきちんと果たせる状態にする
  • 正規メンバーが欠いた音(歌も含む)の穴をきちんと埋める

ことが重要であると思うし、更に金銭面等で工面してもらえるなら、

  • バンド側の追加要望にすぐさま応えられる引き出しがあるか
  • バンド側が思っている以上の良さを提供出来るか
  • 正規メンバーの演奏より上のレベルに持っていけるか

等のスキルが求められるのではないかと思うんです。

 

これはあくまで筆者個人の考えであり、個人差はあると思います。

そして、サポートメンバーとしての頑張りや努力を評価するのは自分ではなく、サポートを依頼したバンド側であることを忘れてはいけません。

 

今後もお互いに誠意を持った仕事をしたいですね。

今回は初サポートながら、とても良い出会いでした(^^)

 

セットリスト

  1. BLACK SHOUT (Roselia)
  2. Neo-Aspect (Roselia)
  3. STAR BEAT!〜ホシノコドウ〜(Poppin'Party)
  4. ティアドロップス (Poppin'Party)
  5. キズナミュージック(Poppin'Party)

 

BLACK SHOUT 


【Live Ver!】BLACK SHOUT (Roselia) ギターfullで弾いてみた【BanG Dream! 5th☆Live Day2:Roselia -Ewigkeit-】

 

Neo-Aspect


Neo-Aspect (Roselia) fullで(再び)ギター弾いてみた【BanG Dream!】

 

STAR BEAT!〜ホシノコドウ〜

この楽曲はバンドリコンテンツとしてはクラシックとも言える初期の曲ですが、演奏動画や奏法解説記事として手掛けたことはありませんでした。

アニメ1期でも重要な楽曲として取り扱われており、筆者個人も好きな曲でありますので、いずれ演奏動画や奏法解説記事にしたいですね(^^)

 

ティアドロップス

こちらもスタビ同様に初期の楽曲。

別のバンドでも何度も演奏したことがありましたので、今回は思い出す形でした。

 

キズナミュージック


【字幕解説付】キズナミュージック (Poppin'Party) fullでギター弾いてみた【BanG Dream!2期OP】

 

使用機材 

年末の配信ライヴとは異なり、今回はKemperは使いませんでした。

ライヴハウス側のアンプをお借りしてエフェクターを中心に音作りをする、多くのバンドマンにとってお馴染みのスタイルです。

 

初のDIYギター

年末の配信ライヴでも使用した内の1本。

この記事を書いているちょうど1年くらい前に製作していたものです。

まだDIYギターの記事を書けておりませんが、この辺もいずれまた^^;

 

eVa電子 HIGH GRADE Sound Stabilizer III

Kemperの改造を依頼した、eVa電子サービスさんのバッファー。

こちらについてもまだ記事に起こせておりませんが、なかなかコアな話題になるので詳しくはいずれまた^^;

キーワードはインピーダンス・マッチング昇圧です

※購入される際は上記リンク先の直販サイトをオススメします

バッファー(インピーダンス)の重要性は以前より注目しており、別の機材を試していた頃の記事を載せておきます。

 

Digitech drop

現場では使用頻度の高いエフェクターです。

 

Digitech Whammy Ricochet

今回は本来のワミーペダルとして使用しましたが、トレモロユニットが搭載されていないギターで、アーミング効果を狙って使うこともあります。

 

FRIEDMAN BE-OD deluxe (CLOCKWORKS EDITION)

リハやセッションでは使っていましたが、ライヴで使うのは初めてでした。

RoseliaのNeo-Aspectのモチーフともなっている歯車は、正にこの限定版であるCLOCKWORKS EDITIONにとてもマッチしています(^^)

 

音色はハードなオーヴァードライヴ、潰れないディストーションといったところでしょうか。

まだ記事も出来ていませんが、いずれまた^^;

Suhr Eclipce

正に極上のオーヴァードライヴ。

十分に歪みながらも音抜けが最高です(^^)

※記事はまだ書けていません…

Zoom MS-70CDR

もう5年以上使っている、小型で必要十分な相棒です(^^)

…とか言いつつも、記事はまだ書けていません(-_-;)

eVA電子 FS-2CP

冒頭のバッファではギター信号初期のハイ・インピーダンスをローに変換して、エフェクター接続の音質劣化を最小限に食い止める役割をしました。

 

一方で接続するアンプのinputはハイ・インピーダンスの接続を前提とした端子になっています。

このままでも接続として問題はありませんが、厳密に言えばインピーダンスのアン・マッチングは望ましくありません。

よく言うバッファ臭さ…バッファを繋いだ際のシャリシャリ感の一因がここにあります。

 

このエフェクターは珍しく、ロー・インピーダンスをハイに変換するエフェクター

勿論、ここから先に長いケーブルを引いたら元も子もありませんが、アンプのinput対策はこれで万全。

まだ記事には出来ていませんが、とても良い買い物が出来ました(^^)

 

VITAL AUDIO VA-8 Mk-II

エフェクター中心の音作りですと、アナログ・デジタルは混同するのが常で、簡易な電源ではデジタルノイズが混じってしまいます。

独立(アイソレイト)型のパワーサプライなら、デジタルノイズ対策もバッチリです(^^)

※合わせて、ピックの紹介もしています

Sadowsky Neostrap

地味ですが結構大事なことで、年齢を経るにしたがって楽器が段々と重く感じるようになりました。

近年はストラップにも色々な工夫が施された商品があるので助かっています^^;

 

NEO L/i 50 G5

ここ半年くらい試している電源ケーブル

たしかに、シールドを変えるのと同じくらい音質が変化します(^^)

※CAJ製のスピーカーケーブルも同時に紹介しています

最後に

今回は人生2度目の配信ライヴでしたが、前回のリハスタからの配信ではなく、ライヴハウスから発信するというタイプのものでした。

前回とはまた違った感覚で…というよりは、従来のライヴに近い配信形態だった気がします。

 

世の中の現状を考えるとまだまだ配信ライヴというスタイルは続きそうですし、今後従来のライヴが自由に出来るようになったとしても一定数需要が残ると筆者は感じています。

現地で体感する「音」が貴重なのは言うまでもありませんが、実際現地に行かなくても自宅でゆっくり観られる機会というのもまた捨て難いもの。

どちらにもメリット・デメリットがあります。

 

自分のバンドマン人生、どちらもしっかりとものにしていきたいですね(^^)

 

 

これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!

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