はじめに
#LLBS35 お疲れ様でした。
— progre@3/25バンドリセッション東北@仙台space Zero (@progre_k) 2023年2月19日
今回はμ'sのみの参加でした。
…が、μ'sの曲は弾いていません(笑)
こんなマニアックな楽曲ばかり弾けて最高に楽しかったです(^^)
仕込みが甘かった部分は、またの機会や演奏動画でリベンジします。 pic.twitter.com/yOXQHZ28mQ
Tab譜
PiascoreというサイトにてTab譜の委託販売も行っております。
※TAB譜については目下作成中では御座いますが、ラブライブ!コンテンツは権利関係が少しだけ複雑な為、必ずしも委託販売がお約束出来ないことをご了承ください。
奏法のポイント
- 静と動
- ツインリード
- ギターソロ
※チューニングはドロップDです
※耳コピにて音取りしています
静と動
この楽曲の構成として明確に意識しなければならないのがコレ。
多くのポップスやロックの楽曲は特にサビに向けて盛り上がりを作る傾向は一般的ですが、今回の楽曲は特に顕著です。
「静かな部分」「盛り上がる部分」が両極端になっていますので、「静と動」と表現しました。
不要な音が出ていないかいつも以上に注意を
主にバンドやセッションと言ったリアルな現場での注意点ですが、サビで一気にディストーションギターをかます楽曲の都合上、ギターアンプ(エフェクターなど)のGainが高めに設定されていると思います。
それ自体は全く問題ないのですが、こういったセッティングだと、ギターをミュートしていてもホワイトノイズ("サー"といった類の雑音)が出ます。
楽曲の静かな部分でこの手のノイズが聴こえてしまったり、ましてやもっとハッキリ聴こえるノイズが出てしまっては、せっかくの雰囲気が台無しになってしまうので、いつも以上に注意しましょう。
アンプで歪ませているならチャンネル切り替えで一時的にクリーンchにしておいたり、歪みエフェクターやアンプもでるで歪みchのプリセットになっているのであればOffにしてみたり、ギターのVolを下げる(切る)以外にも「自分が弾かない時に出ている音」に気を配ってみましょう。
個人的に聴いておくべきと考えるオススメ
この手の「静と動」を顕著に表現する楽曲は、20世紀末辺りから流行りだしたのではないかと感じています。
サビでドカンと盛り上げるのも大事ですが、それ迄の緊張感を表現するのもサビの盛り上げに重要な要素となりますので、この手の楽曲に多く触れることで表現を学ぶことが出来ます。
ツインリード (奏法解説動画2:23〜)
2番明け〜ギターソロ前のセクションやギターソロ後半から明け直前の変拍子部分迄、この楽曲にとってギターが重要な位置を占めていると言わんばかりに主張しています。
バンドやセッションの都合上、一人で弾かなければならないケースもあるでしょうから、その場合はハーモナイザーを駆使するなどしてしっかりと表現したいところです。
ギターソロ (奏法解説動画2:45〜)
ギタリストとしてこの上なくしっかり用意された見せ場です。
直前にCメロなる歌メロも後押ししてくれていますから、ここはしっかりキメてラストのサビでVoの気持ちを更に盛り上げる後押しが出来るくらいのエモーショナルなギターソロを弾きたいものですね。
リードギターに於ける感情表現は当ブログでも過去に何度も語らせて頂きました。
音の出入り
- 下からスライドで入るか
- 上からスライドで入るか
- 直に入るか
- 伸ばして次の音に繋げるか
- ブレスの様に一度軽く音を切るか
- 上スライドで繋げるか
- 下スライドで繋げるか
- ヴィヴラードで繋ぐか
- ヴィヴラートの掛け始めるタイミングは
- ヴィヴラートの音程幅は
- ヴィヴラートの振幅スピードは
音の出入りだけでもざっとこれだけを実に様々な組み合わせで表現することが出来ます。
チョーキング
- ピッキングしてからベンドするか、ベンドしてからピッキングするか
- ベンドしてから到達点迄の時間
- 到達点を維持する時間
- ヴィヴラートを掛けるか否か
- ヴィヴラートを掛け始めるタイミング
- ヴィヴラートの音程幅・振幅スピード
他にもまだまだあるかもしれません。
ともかくも、高々数十秒の間に表現出来る選択肢は山程あるということです。
変拍子
この楽曲で唯一の変拍子がラストのサビ前にあります。
BPM82換算で普段が4/4拍子…要は通常の4拍子ですが、この部分だけ1拍多い5/4拍子になります。
ギターやドラムのフィルが入るのが最後の1泊の16分音符(32分音符が2個)前に入るので、バンドではしっかりとリハ段階で練習を、セッションでは今一番気を遣う部分です^^;
ギターはツインリードでもあるので、二人で弾く場合は互いの認識を合わせるのも重要になってきます。
ギターソロ項目冒頭でも述べましたが、ここまでがギターソロセクションとなる為、ここまできっちりキメてラストのサビのVoの盛り上がりに後押しが出来るくらいを目指したいですね(^^)
最後に
発売から10年以上経ってもこうして演奏する機会がある楽曲というのはまた特別な感慨があります。
こういった楽曲が刺さる世代には当然傾向がありますが、この手の感情表現は実に多くの楽曲に応用が出来ますし、その極端な面を習得出来る良い教材だと思っています。
これからこの楽曲をコピーするギタリスト、或いは既に弾けるギタリストさんの確認のお役に立ったら幸いです(^^)
これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!
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