週末のバンドマン

楽曲の考察から奏法解説、使用機材やらを記録していきます。主にギター。アニソン系メタル系多め。

ONENESS (Roselia) ギター弾いてみた

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※公式より引用

4thシングル「ONENESS」 | BanG Dream!(バンドリ!)公式サイト

 

はじめに

当ブログではかなり多くの楽曲数を奏法解説として取り上げさせて頂いているBanG Dream!プロジェクトのRoselia楽曲。

今回取り上げさせて頂いているONENESSが発売になった2017年当時は、正に筆者progreもRoselia(オンリー)のコピーバンドをやっていた時期でもあり、

 

あの時は市販のバンドピースを参考にこんなこと考えながら弾いてたな

 

とか、当時の頃を思い出しながら演奏動画を撮影したり、当ブログを執筆したりしています。

当時は無かったオフィシャルバンドスコアや、原曲音源を改めて聴き直すとまた新たな発見もありましたので、その辺も含めて解説していきたいと思います(^^)

 

オフィシャルバンドスコア

こちらは今回の参考バンドスコアになりますが、Vol,2が発売になる前にVol,1掲載楽曲全てを演奏動画 & 奏法解説記事にしようと企画してます(^^;

※残念ながらこの記事を執筆の時点で既にフラゲ(その後正式に発売開始)してしまいました(-_-;)

追記:完了しました!

 

 

 

奏法のポイント

  1. 難しい奏法は使わない?
  2. メインリフの音の長さに拘ってみる
  3. ツインギター編成なら、音量差を活かそう
  4. 【限界オタク編】ステレオ左右で弾き方が違う?

※チューニングはドロップD(=6弦のみ1音下げ) です

※ギターのチューニングについてや基本的な構え方、ブリッジミュート&ピッキング等のより基礎的な部分については、こちらの記事をどうぞ


ONENESS (Roselia) fullでギター弾いてみた【BanG Dream!】

※一部引用元:ガルパ公式より


【7/25発売「R」に収録】「ONENESS」ライブ映像【ガルパライブ】

 

難しい奏法は使わない?

 

この楽曲にはギターソロもありませんし、難しいカッティングや速弾き等、初心者には荷が重いような奏法は出てきません。

 

ですが個人的な印象としては、バンドで合わせるには色々と気を付けるべきポイントがあるなと感じました。

ただ弾くだけなら簡単ですが、ここを押さえておかないとバンドで合わせた時にバシッとキマらないポイントを解説していきます。

 

故に、初心者ギタリストには少々理解し辛いところもあるかもしれませんが、

取り敢えず一読頂いて、何となく言わんとしているところがわかった部分だけでも実践してみて下さい^^;

 

中級者以上のギタリストさん達には既知の知識かもしれません。

もし私の解釈が初耳であれば参考に、そうでなければ確認にお使い頂ければ幸いです(^^)

 

メインリフに拘ってみる

壮大なオープニングから始まるギターのメインリフ。

イントロだけでなくAメロでも使われる、この楽曲の印象付けているフレーズです。

 

音を切るタイミング(=音符の長さ)に拘ってみる

このリフはブリッジミュートを使いません。

その中でリフ後半の音の切り方は重要であると考えます。

つまり、このテンポにおける8分音符と8分休符の長さを意識するわけです。

 

正直これはニュアンスの世界ですので、正解は無いと言っても良いかもしれません。

後述するステレオ左右での音の切り方の違いも含めて、何となく印象が変わってしまうのも事実です。

※後述のステレオ左右の違いについては、気の所為かもしれませんが^^;

 

これだけ速いテンポで8分音符の長さに拘るのは容易ではありません。

筆者progre自身も、完全に自分の納得がいくまで出来ているわけではありませんが、こういった拘りも演奏家として腕を磨かなければならない要素だと思って、精進致します。

 

Aメロでは単音になっている?

※これはバンドスコアの表記と一致しない為、筆者progreの勘違いである可能性もあります

おそらく…ですが、Aメロ入りの前半〜小ブレイクまでの間だけ、リフがコードでなく単音になっているようです。

 

リフをコードで弾いた場合と単音で弾いた場合では少しばかりニュアンスも変わる為、試してみる価値はあるでしょう。

 

ツインギター編成なら、音量差を活かそう

先のリフの部分でもあるのですが、Aメロの間にある小ブレイク部分。

あそこだけ少し音に隙間がある様に感じませんか?

 

あれを再現したい場合は、ツインギター編成であれば簡単に出来ます。

その部分だけ、片方のギタリストが休めば良いのです。

それに寄って楽曲にメリハリも出来ますので、やってみる価値はあるでしょう。

 

注意点としては、音色そのものは変わっていないので、ギターのボリュームを絞って再現しようとすると違和感が出てしまうところでしょうか。

 

【限界オタク編】ステレオ左右で弾き方が違う?

上述したリフの弾き方のニュアンス。

軽く言及しましたが、ステレオ左右のギターで弾き方が違う様に感じました。

※筆者progreの思い違いの可能性もありますが^^;

 

ステレオ左は音の切り方がちょっとルーズで、少し音色が太め。

ステレオ右は音の切り方が鋭く、音色も鋭い。

 

ここから先は限界オタクな話題になりますが、この音色の違いに筆者progreは(設定上)Roseliaのギタリストである氷川紗夜と、Pastel*Palettesのギタリストでもあり、氷川紗夜の双子の妹でもある氷川日菜を感じたわけです。

 

これはこの楽曲のカップリングでもあるDetermination Symphonyで詳しく語られる内容ですが、この楽曲でも感じることが出来るのではないでしょうか。

※限界オタクの会話なので、気にしなくてもよいです

 

最後に

最後はだいぶオタク気味に脱線してしまいましたが、この楽曲の単純故に拘るべきポイントは伝わったでしょうか?

上述の通り、ニュアンスの世界に入ってくると正解はありません。

筆者progreの考え方が唯一の正解だと偉そうに述べる気も全くありません。

しかしながら、そんな拘りをバンド内で、ギタリスト同士で出来たら素敵ですよね(^^)

 

これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!

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参考音源

参考バンドスコア

音作り

ギター:Strandberg Boden Original 6

アンプ:Diezel VH-4 ch4をKemperにプロファイリングしたRig