はじめに
久々にRoseliaの楽曲を取り上げたいと思います。
以前はRoseliaのコピーバンドをやっていたので、勝手はある程度わかっているつもりですが、実際にバンドで演奏したわけではないので、うまく参考にして頂ければ幸いです(^^;
90年代のV系っぽい?
Roseliaのコンセプトもあるでしょうが、全体的に90年代のV系っぽい楽曲が多いと感じており、世代的に懐かしさを感じるアレンジが多いです(^^)
この-HEROIC ADVENT-は、その当時流行っていた楽曲群の中でもポップなV系のポップな曲と言った印象で、個人的に凄く好きです。
※この表現に気を悪くされた方がいたら申し訳ない(>_<)好きな気持ちは一緒です!
Janne Da Arcとか好きだった(学生時代コピバンもやってた)ので、この楽曲を初めて聴いた時は、yasu氏がカヴァーして歌ったら彼の曲の様に聴こえるだろうな…と思ってました(笑)
ヴァンガードG ZのEDに採用
ブシロードの戦略もあったでしょうが、Roseliaとしては初のアニメタイアップ楽曲であったと記憶しております。
この記事を書いている時点ではまだこのアニメは観ていませんが、初期のヴァンガードは観てました。
我が家ではdアニメストアを使っています。
月額400円+税って安くないですか?
最近の児童~学生さんにウケるアニメの趣向はわかりませんが、同世代(80~90年代生まれくらい?)にはオススメ出来るアニメです(^^)
遊☆戯☆王カードとか、マジックザギャザリングとかやってたでしょ?(笑)
Gt×2+Key編成なら…
今回はギターの奏法解説記事ですが、もしスタンダードなGt×2+Key編成のバンドでコピーすると過程すると、私ならギターは最低限にして、サブキーボードに回ります。
ギターとシンセの併用の仕方は過去記事を参考にして下さい。
りんりんパートは3人くらい必要です(笑)
同期は使いたくない…でも完成度を高めたいと言うバンドマンの為に、記載したいと思います。
※リードギターの奏法解説を読みたい方は次の項目まで読み飛ばして下さい。
主な音色(サブGt & サブKey)
※Roselia本人達を想定して、メインKeyはピアニスト寄りと仮定したパート分けになります。
イントロ前半
リードギターのリフに合わせてギターバッキング
イントロ後半
メインKeyのピアノに合わせて、メインメロディであるシンセストリングスを。
(裏でエレピっぽいピコピコアルペジオが出来れば尚良い)
最後のベルを鳴らす。
Aメロ
メインKeyには引き続きピアノを担当してもらいつつ、ベルを担当。
2番だけなっているシンセ音色も再現出来れば尚良し。
Bメロ
メインKeyには引き続きピアノを担当してもらいつつ、シンセリードを担当。
最初の何小節か暇だと言われたら、素直に譲ってあげましょう(笑)
サビ
イントロ同様、裏メロになっているシンセストリングを担当。
ピコピコアルペジオまで弾けると、間奏への移行がスムーズ。
間奏
ピコピコアルペジオをサブKeyで担当すると、メインKeyがピアノ担当でその後の歌入りまでスムーズに進む。
…が、わかりやすくシンセが目立つ箇所なので、メインKeyに譲った方が良いかも(^^;
メインKeyがピアノパートに入ったら、ピコピコアルペジオを引き継ぎつつ、後半はシンセストリングでリードを弾きましょう。
大サビ
(曲中最も目立つし)メインKeyにピアノを弾いてもらいましょう。
音量を抑えて、裏メロのシンセストリングスで雰囲気を作ってやれば盛り上がります(^^)
リードGt
前置きがとても長くなりましたが、本題に入ります。
※チューニングはドロップD(6弦のみ1音下げ)
参考音源
参考スコア
全体的に難易度は低め
奏法解説記事ですが、全般的にギターはパワーコード主体。
しかもドロップDの為、指1本でおさえるコードがほとんどです。
1箇所を除き、初心者でも比較的簡単にコピー出来るのではないかと思います。
Aメロ最後のフレーズが難しい
この楽曲で唯一(?)難関な箇所がこちら。
これはきっちり弾ききるのは難しかったです^^;
公式バンドスコアにも解説がありますが、事前に指使い(何弦何フレットをどの指で押さえるか)をきちんと決めて練習しないと、かなりの確率でミスします。
最初からスムーズに弾けるギタリストは少ないでしょうから、上の動画の様にテンポを落として指にフレーズをなじませながらテンポアップをしていきましょう。
間奏のコードをアレンジしてみた
難関な部分を1箇所解説しただけでは奏法解説記事としてどうなのかと思いまして、私がよくやるアレンジを記載しておきたいと思います。
スコア完コピ派の方は読み飛ばして頂いて結構です^^;
アレンジしているのは2サビ後のパワーコードミュートのリフの次のセクションです。
ここのコードは・・・
C → G → D → Em ・・・です。
勿論、この通りにパワーコードを弾いても問題ありません。
(実際それが原曲通りです)
ただ、このコード進行の意図を深読みすると・・・
C = ド ミ ソ
G = ソ シ レ
D = レ ファ♯ ラ
Em = ミ ソ シ ・・・です。
太字にした音階を強調すると、段々下がっている様な美しいコード進行に聴こえる(ハズ)。
私が弾いている動画ではパワーコードをフルコードに変えて、出来るだけ高音弦側を動かさずに、5弦の最低音が段々下がる様に演出しています。
最後のEmだけは、3弦の開放弦がソの音の役割をすることに寄って、次のCのコードへの移行をスムーズにしました。
※ドロップDなので、6弦のソの音が5フレットで押さえづらいというのもありますが^^;
最後に
いかがだったでしょうか?
今回はギターが簡単な楽曲だった為に脱線した箇所も多かったですが、最近Roseliaのコピーバンドも増えて来ているので、この楽曲に挑戦される方の参考になれば幸いです(^^)
これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!
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