はじめに
近年、日本ではハロウィンを仮装イベントとして楽しむ風潮があるようですね。
メタル系音楽の大好きな筆者progreは、自分なりにハロウィンを楽しむことにしました。
※日本時間だと日付が変わってますが、欧米時間ではまだハロウィンってことで(^^;
— progre (@progre_k) 2019年10月31日
All Over The Nations (HELLOWEEN)
ギター演奏動画です。
4Kfull版https://t.co/15SYA09XoJ
奏法解説ブログ
※準備中#ハロウィン #HELLOWEEN2019 #ギター #弾いてみた pic.twitter.com/f0f9kklBcX
我々メタラーにとってHalloweenと言えばHELLOWEEN。
去年やろうと思い立ってからすっかり忘れてしまっていたので、今年こそはと一曲仕上げました。
HELLOWEEN
ドイツ生まれのメタルバンドであるHELLOWEEN。
筆者progreが初めて能動的に聴き漁った洋楽のメタルバンドです。
バンドを始めたばかりの頃
中高生当時の1990年代後半はGLAYやL'Arc~en~Cielを筆頭に、邦ロックバンドが大流行。
筆者自身もご多分に漏れず大好きでした。
Heavy Metalと言う音楽のジャンルは、所謂一般的なヘビメタと呼ばれる程度のイメージしかなかったと思います。
中学生後半からバンドに誘われて始めてはいたので、当時コピーしていたX (JAPAN)やSEX MACHINEGUNS辺りは知っておりました。
しかし、数多のメタルのジャンルにおける1つときちんと認識出来る様になったのは、このHELLOWEENとの出会いから。
※当時はカラオケ好きでVoに誘われただけと言うこともあり、とても疎かったのです(^^;
HELLOWEENとの出会い
たしか…近所のTSUTAYAのレンタルCDコーナーに行った時に、偶然このバンドのアルバムと、その横にちょっとしたオススメの一筆が書いてあったんだと思います。
パワー・スピード・メロディの三拍子揃った~
※後は覚えてません…(^^;
こんな感じの触れ込みと、ちょっと可愛い(?)かぼちゃが全面に押し出されたアルバムジャケット。
何の因果か聴いてみようと思ったんですよね。
失礼を承知で言えば…
ジャケットが所謂欧州メタル勢のあの感じ(伝わるかな?)や、
所謂ヘビメタバンドマン的なメンバーが写っているジャケットだったら、当時の私なら選んでなかったと思います(^^;
※勿論、今は抵抗も無く、むしろ「お?」と目が向きますよ(笑)
アルバム「The Dark Ride」
筆者とHELLOWEENの出会いはこのアルバムだったわけですが、
往年のHELLOWEENファンにとっては(一般的な認識として)決して評価の高いアルバムとは言えないと思います。
The Keeper Of The Seven Keys (part 1 & 2)
HELLOWEENの代表作と言えばこれ。
頭ごなしに否定するファンはいないかと思われます。
※邦題「守護神伝(第一章・第二章)」
よくジャーマンメタルとか、メロディックスピードメタルなんて呼ばれるジャンルを世界的に有名にした走りのバンドなのではないでしょうか?
筆者progreもこのアルバムは大好きで、特にpart 1収録のI'm Aliveとpart 2収録のEagle Fly Freeは好んで聴いていました(^^)
内部分裂1
ロックバンドにはよくある話。
上述の名盤、守護神伝の後には(まさかの)リーダーであるカイ・ハンセンが抜けてGamma Rayと言うバンドを作ります。
その後ローランド・グラポウと言う新たなギタリストを加えてHELLOWEEN本体も歩みを進めますが、数枚アルバムを発表した後、メンバーの不幸も重なり大幅なメンバー変更を余儀なくされます。
その後、VoとDrの交代を経て発表されたのがアルバムMaster Of The Rings。
より90年台のメタルシーンに近い、パワーメタルと呼ばれる様な要素が多分に入ってきているのが感じられます。
長く続くバンドにとって宿命なのが旧来のファンの賛否両論ですが、筆者としてはこのパワーメタル路線も結構好きで、このアルバムでしたらSole SurvivorやWhere The Rain Grows辺りはよく聴いていました(^^)
Helloween - Where The Rain Grows HD HQ - 1994
内部分裂2
その後、このメンバーで数枚アルバムを発売し、ツアーもこなします。
しかしながら、今回取り上げた楽曲が収録されているDark Rideなるアルバムを最後に、バンドは再び大幅なメンバー交代劇に見舞われます。
Gtのローランド・グラポウと、Drのウリ・カッシュが脱退し、Masterplanなるバンドを結成します。
彼らが在籍した最後の作品であるDark Rideのレコーディングやツアー時のバンドの状況はかなり悪かったと後のインタビューで読んだことがあります^^;
実際このアルバムは従来のHELLOWEENらしい楽曲と、ダウンチューニングを多用した(この時代として)新し目のメタル楽曲が混在しており、後者の楽曲は上述した分裂先であるMasterplanで聞くことが出来ます。
筆者progreとしてはこの路線も好きです(^^)
※ヨルン・ランデ声良すぎ&歌うますぎw
Masterplan - Spirit Never Die (Live)
※以前HELLOWEENに在籍していたVo、マイケル・キスクとの奇跡のコラボも!
アルバムDark Rideに於けるヴァイキー楽曲
色々と好き過ぎて脱線しまくりですが^^;
上述の新しいメタルの雰囲気を宿した楽曲が多く見受けられる当アルバムの中で、従来のHELLOWEEN路線の楽曲は逆に目立ちます。
聴けばすぐにわかってしまうレベルです。
それが今回取り上げたAll Over The NationsとSalvation。
作詞作曲はいずれも初期メンバーであり、あのEagle Fly Freeを作ったヴァイキーことマイケル・ヴァイカートです。
Helloween - All Over the Nations
特徴が際立った故にハマった
はい、やっとここまで戻って来ました。
筆者progreが若かりし頃、何となく手に取った洋楽メタルバンドのアルバム。
それを何気なく聴いてこの楽曲を聴いたわけです。
正にTSUTAYAの触れ込み通り、
パワー・スピード・メロディの三拍子揃った~
でしたね(笑)
日本人にもとても聴きやすく、メタルに不慣れでも最後まで聴けるキャッチーさです。
気に入って何度も聴けば自然と他のヘヴィ路線の楽曲も耳が慣れてきます。
重たいギターの音はどうやって出しているんだろう?(=ダウンチューニング)
キャッチーなサビメロの裏でトコトコなっているのは何だろう?(=ツーバス)
…後はメタル沼です(笑)
後編(奏法解説編)へ続きます
いかん…つい勢いで3000文字以上書いてしまいました(-_-;)
メインの奏法解説には1文字も触れていませんね。
それだけHELLOWEENと言うバンドと、その出会いとなったこの楽曲には思い入れがあると言うことで…^^;
後編に続きます!
これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!
気に入って頂けましたらTwitterもフォローして下さい。
更新時にお知らせしております。(無言フォロー歓迎)
はてなブロガーの方はこちらから読者登録下さい(^^)