週末のバンドマン

楽曲の考察から奏法解説、使用機材やらを記録していきます。主にギター。アニソン系メタル系多め。

【弾いてみた動画】演奏動画の作り方~Youtubeを例に③動画制作実例編①

 

はじめに

当ブログでは楽曲の奏法解説を効率よく行う為に演奏動画も併用しております。

そんな演奏動画作成も段々と自分の中でパターン化されて来ておりますので、ここで一度記録しておきたいと思います。

 

世の中に数多く出回っている「弾いてみた動画」ですが、これから作成・投稿を検討されていたり、やってみたいけど知識不足で踏み切れないバンドマンの方々へ参考になれば幸いです。

 

前回までは著作権問題と動画作成準備を取り扱いました。

 

今回記事にする前提も含めて記載しております。

演奏動画は法的に基本グレーゾーン。

ご自身の演奏動画で法的ないし金銭トラブルが起こっても当方は一切の責任を負いません。

予備知識の情報収集含め必ず自己責任でやりましょう。

 

 

パターン別に紹介

僭越ながら今まで私が公開した演奏動画を例に、いくつかパターン別に作成方法を紹介します。

撮影・録音機材は前回の記事(準備編)に挙げたものを使用することを前提にします。

※動画撮影にXperia XZ、録音編集にiPad mini4のGarageband for iOS

 

原曲音源の使用許可が出ている場合

著作権者より原曲音源の使用許可が出ている場合は最も簡単と言えます。

著作権者の原曲音源の使用許可については冒頭の著作権編を参照下さい。

まずはこちらのパターンを例に作成手順をご紹介します。

www.youtube.com

 

Garagebandを起動→書類を作成 

 

②最初のトラックの種類を選ぶ

取り敢えずAUDIO RECOEDER → Cleanを選択します。

 

③小節数を調節する

右上の【+】ボタンをタップします。

【セクションA】をタップします

このままだと8小節しか作れないので、自動を有効にします。

これで原曲音源の長さでも取り込むことが出来ます。

 

④テンポを原曲音源に合わせて調節する(任意)

これはやらなくても差し支えありませんが、録音中にメトロノームを鳴らしたい場合は設定しておく必要があります。

演奏するトラックが複数に渡る場合等、後で映像編集する際に便利です。

テンポは右上のレンチマークをタップします。

【テンポ】をタップします。

原曲音源と同じテンポに数字を調節します。

 

⑤拍子の調整(任意)

これも録音中にメトロノームを鳴らしたい場合には設定が必要です。

一般的には4/4拍子の楽曲が多いですが、稀に3/4の楽曲や、一部変拍子があったりします。

現在のGaragebandでは4/4 or 3/4 (=6/8)しか選択出来ず、途中での拍子変更は出来ませんので、この場合は後述する録音中のメトロノーム機能は使えません。

今回は4/4拍子の楽曲を前提としたいと思います。

 

⑥原曲音源を取り込む

小節の頭に合わせる様に、原曲音源を取り込みます。

画面左上のコントロールバー(My Songsとアイコン3つ)のアイコンが3つある内の真ん中のレンガ壁の様なアイコン(トラック表示ボタン)をタップします。

画面が変わったら、右上のΩボタンをタップします。

【ミュージック】タグをタップします。

iOSGaragebandの場合、端末内に音源を転送しておけばドラッグ&ドロップで簡単に取り込むことが出来ます。

録音中にメトロノームを併用する場合は、ここで楽曲の頭を小説の頭に調整します。

ピンチアウト(拡大)すると小節を細かく表示出来るので、しっかり合わせましょう。

※上の画面では、調節した後少しピンチインで戻しています

 

 

⑦自分の演奏を録音するトラックを準備する

再び画面左上のコントロールバーにあるアイコン3つの内、左のPCディスプレイの様なアイコン(ブラウザボタン)をタップすると、トラックを追加することが出来ます。

私の様にKemper等外部のアンプを使う場合は、再びAUDIO RECORDER → Cleanで良いでしょう。

端末内の音源アプリを使用する場合はEXTERNAL → Inter-App Audioで使うことが出来ます。

※音源アプリがInter-App Audio対応であることが条件

 

入力(IN)レベルと、出力(OUT)レベルを調整しますが、ここでは使用機材側で調節するのが良いでしょう。

Garageband側が入力ピークに(ずっと赤く)ならない程度に、出来るだけ使用機材側の音量を上げた状態にしておきましょう。

機材側から最大入力しても音量が足りない場合は、Garageband側で出力を足してやるくらいで良いと思います。

 

⑧撮影・録音

三脚にセットしたスマホ(ビデオ)カメラを録画開始し、その後Garagebandの録音ボタンを押して撮影を開始します。

 

多くは一発でokテイクとはならないので、ここは自分が納得出来る程度まで時間を掛ける部分かと思います。

…ある程度の妥協…と言うか、今の自分の実力を認めるのも大事です(^^;

 

⑨トラックを追加し、⑦⑧を繰り返す

ギター1本(1トラック)分の撮影が終わったら、Garagebandのトラックを追加して同様の作業を行います。

今回の事例ではツインギターなので、全く同じ機材操作をしつつ、弾くギターは違うパートですね。

最終的に、

  1. 原曲音源
  2. ギター1
  3. ギター2

の3トラックが録音されることになると思います。

 

⑩録音したトラックの仕上げ

さて、この3トラックは全てセンターで鳴っている、言わばモノラルの状態です。

原曲音源の音量を下げて、演奏トラックの音量を上げても良いのですが、ちょっとだけ工夫してみましょう。

難しいエフェクト等使わなくても、簡単にステレオ化することが出来ます。

画面左上のアイコンの内、フェーダーマークのアイコンをタップします。

1番上のトラックは原曲音源のトラック。

音量は下げ目にしておきますが、後で微調整します。

 

次に二番目のトラック。

私はサイドギターを先に入れました。

トラックパンというメーターを左右に振ることで、そのトラックの音を左右に振ることが出来ます。

今回はサイドギターのトラックを左寄りに降ってみます。

音量は後で微調整します。

 

プラグインとEQと言う項目の下にコンプレッサーと言う項目があるのに気が付いたでしょうか?

私は専門家では無いので詳しい仕組みはうまく説明出来ませんが、語弊を恐れず簡単に言うと同じ音量設定でも音を前に出す効果が得られます。

リードギタートラックと差をつける為に、サイドギターのトラックは軽くコンプを掛けて音量を抑える手法をよく使っています。

あまり強く掛けると段々と違和感を覚えるので、控え目に掛けてやります。

 

そして最後、三番目のリードギタートラック。

音を右側に振ります。

コンプを掛けないでより録音した状態の音を聴かせる代わりに、音量は違和感ない程度にしっかり上げて全体を調節します。

 

(コンプ含む)音量とステレオの振り具合を調整したら、画面左上のMy Songsをタップして、プロジェクトを保存しましょう。

 

応用編ですが、ギター1本だけ弾く動画の場合は、原曲音源を2トラック分取り込んで左右にPAN振りしておき、自分の演奏をセンターにするととてもクリアに聴かせることも出来ます(^^)

こんな感じです。

youtu.be

 

⑪プロジェクト(音声)を、撮影動画と同じ端末orクラウド

録音した音源と撮影した動画を合わせなければなりません。

それぞれのファイルを動画編集ソフトで扱える状態にしましょう。

私は一旦Google Driveにアップロードし、その後iMaciMovieを起動して先のGoogle Driveから取り込んで編集しています。

これについては様々な手法が考えられますので、各自やりやすい方法で良いでしょう。

 

差し当たり、Garagebandで録音した音声ファイルをアップロードする手順だけ載せておきます。

保存したプロジェクト一覧の画面から、アップロードするプロジェクトを長押し→共有を選択します。

するとこんな画面が出てきます。

ここで曲→非圧縮(WAV)→送信と進めていきます。

Google Driveにアップロードする場合はドライブにコピーではなく、ファイルに保存→Google Driveを選択します。

 

これで音声ファイルはGoogle Driveにアップされました。

この記事を執筆している時点ではiPadiMovieではまだ性能が非力と判断しており、私はiMaciMovieを使用しています。

今後アップデートが繰り返されることで編集性能が上がれば、iCloudに音声・動画ファイルをアップロードして全てiPad内で完結する時代も来るかもしれませんね。

 

⑫動画編集ソフトで映像・音声を合わせる

ここから先は個々人のセンスが問われるところですし、そもそも動画編集ソフトに星の数程選択肢があるので、ここでは詳しい解説は割愛させて頂きます。

私の場合は、

  1. 2つの映像を合わせる
  2. 楽曲のセクション毎に映像のカットを編集する
  3. 音声ファイルを合わせる
  4. 映像の音声を切り離し、削除する

という手順で作っており、演奏時に比べたら簡易なものです。

拘りたい方はとことん拘って下さい(^^)

 

⑬完成した演奏動画をYouTubeへアップロード

完成したらついにアップロードです。

いきなり公開するのではなく、一旦非公開でアップロードします。

タイトルや説明文、タグ等色々と設定することが出来ます。

 

この記事はYouTubeの再生数を伸ばす為のノウハウ記事ではなく、あくまで演奏動画をYouTubeにアップロードすることを目的としているので、この辺の細かいところは割愛させて頂きます。

 

最後に

いかがだったでしょうか?

長々と書いてしまいましたが、要は映像の撮影と録音を同時に行って、録音したものを簡単に編集し、撮影した映像と合わせてアップロードしたというわけです。

 

今回は著作権上一番ハードルが低い演奏動画の作成パターンを紹介しました。

機会を観ながら他のパターンも実例としてご紹介出来たらと思っていますが、今回はここまでとさせて頂きます。

 

3編に渡ってお読み頂き、ありがとう御座いましたm(_ _)m

ブクマや読者登録、コメントやはてスタ等頂けたら嬉しいです(^^) 

 

これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!

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