週末のバンドマン

楽曲の考察から奏法解説、使用機材やらを記録していきます。主にギター。アニソン系メタル系多め。

Scarlet Sky (Afterglow) ギター弾いてみた【タッピングハーモニクス入門】

 

はじめに

以前、Roseliaコピーバンドを組んでいた時のバンド仲間から、この楽曲の音源コラボ依頼を頂きました。

(この記事の執筆時で)お互い30代既婚。

趣味でバンドマンやってますが、バンドを組んでライヴをすると言う従来の在り方とは違う楽しみ方の模索については私も共感するものがあり、参加させて頂きました(^^)

 

まだオフィシャルバンドスコアが無い楽曲ではありますが、せっかく仕込んだので奏法解説記事として記録しておきたいと思います。

※言及したコラボ音源については執筆時に未完であった為、いつもの原曲音源に沿った演奏動画になります。

 

 

この楽曲の歌詞

歌詞…と言うか楽曲の背景ですね。 

Afterglowと言うバンドはBanG Dream!プロジェクトの中で、リアルバンドとして位置付けられるPoppin'PartyやRoselia、Raise A Suilenとは違い、スマホゲームアプリバンドリ!ガールズバンドパーティ!から生まれたバンドです。

ゲーム内ではこのバンドの結成秘話が(イベントで)語られており、この楽曲はそこに起因します。

このバンド結成経緯を知った上で一度歌詞を読み、それから仕込みに入るとより楽曲に感情移入出来るのではないでしょうか。

 

奏法のポイント

  1. イントロのタッピングハーモニクス
  2. Aメロ・Bメロを1番・2番で比較
  3. ギターソロ

youtu.be

※チューニングはレギュラーです。

※web上のtab譜を参考に音取りしています。

※原曲音源の使用については、動画の広告収益権をブシロード側に譲渡することで、著作権問題を回避しています。

 

タッピングハーモニクス (0:06〜)

初めて耳にされるギタリストも多いかもしれません。

タッピングハーモニクスはそれぞれよく知られている奏法でしょう。

文字通り、タップしてハーモニクス音を出す奏法になります。

コツとしては、

  • タップする指は脱力
  • 手首のスナップで素早くタップ
  • ハーモニクスポイントの真上を垂直にタップ
手は脱力・手首のスナップ

タッピングハーモニクス弦に素早く触れて素早く離す必要があります。

近いイメージだと…PCのキーボードで最後に押すEnterキーと、バックスペースで文字を消す時の違いでしょうか。

※PC使わない若い世代の方々ごめんなさい(-_-;)

文字を消す時に押すバックスペース(Delete)キーって、目的のところで指を離すまで指に力入れてませんか?

この感覚ではタッピングハーモニクスはまず出ません。

逆に、最後にバシッとEnterキーを押す時は手首や指の根元のスナップが効いてませんか?

この要領です。

 

真上を垂直にタップ

普段○弦の○フレットを押さえる時は、指定フレットの少しヘッド寄りを押さえますよね。

一般的なタッピング奏法もこの部類に入ります。

ギターと言う楽器の仕組み上、押弦して弦をフレットに触れさせる必要がありますから。

 

一方で○弦○フレットでタッピングハーモニクスをする場合、○フレットの真上をタップします。

音が消えないように素早くタップするのは勿論、ハーモニクスポイントから外れない様に弦に対して垂直にタップする必要があるのです。

 

押弦○フレット+12f

ハーモニクスポイントと言うのは物理論で決まっています。

※ネックの反り具合や弦高調整、オクターブチューニングがきちんと整備されていると言うことが前提です。

解放弦(ナット~ブリッジ)の場合、

  • 12fは弦長の半分(=1/2)
  • 7f付近は1/3
  • 5f付近は1/4

※○f付近としたのは、厳密にはそのフレット真上が正確な位置ではないからです(^^;

ナチュラハーモニクスで覚えのある方も多いと思います。

解放弦 = 0フレットですから、

押弦しているフレット + 12fはハーモニクスポイントになるわけです。

(鳴っている弦長の1/2)

これでどの音階にも簡単に対応出来ますし、今回もこれを使います。

演奏動画では、

  1. 1弦9fを押弦 + 21f真上をタップ
  2. 2弦10fを押弦 + 22f真上をタップ
  3. 3弦9fを押弦 + 21f真上をタップ

…とやっているわけです。

 

1番・2番の比較 (0:25〜/1:42〜)

離れてしまったので貼り直しますね。

youtu.be

恒例の1番・2番比較。

派手なイントロから一転、段々としたAメロの1番に対して…

2番はリズム隊と一体となるキメからAメロが始まります。

Aメロ後半~Bメロ前半は1・2番とも比較的同じ雰囲気ですが…

2番のBメロ後半のリードギターかなりフリーダムです。

(私の耳コピが正しいかは定かではありませんが、)自由なメロディフレーズを弾きながらも、最後はドラムの3連符フィルに合わせるようなユニゾンフレーズでキメてます。

流石は天才モカちゃん( ゚Д゚)

 

2番にキメ+目立つリードを加えるアレンジは、1stシングルであるThat Is How I Roll!にも観られます。

Afterglowの王道パターンと言うことでしょうか。

 

ギターソロ (2:46~)

ニゾンチョーキングやペンタトニックスケールをメインにした、正に王道ロックなギターソロですね。

実は…

白状すると、私はこの手の王道ペンタフレーズの速弾きが苦手です(^^;

一般的な1オクターブ7音使うスケールは、1弦当たり平均3音…つまり、指を3本使って弾きます。

※参考:Aマイナースケール

参照元エオリアン(ナチュラルマイナー)スケール【エレキギター博士】

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一方でこの手のペンタトニック系は、1オクターブ当たり5音しか使わないので、1弦当たり平均2音…つまり、指を2本しか使わないのですね。

※参考:Aマイナーペンタトニックスケール

※参考元:マイナーペンタトニックスケール【エレキギター博士】

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 これがなかなか…指3本使える時と違って、指が必要以上にパタつくんです(-_-;)

 

学生時代、よくギター仲間に「そんなに速弾き出来て、何故ちょい速めのペンタフレーズが弾けないのか?」と不思議がられました(^^;

「ペンタの間に1音入れて指3本使えれば、同じスピード(実質1.5倍)で弾けるよ」何て強がってみたり(笑)

多くのギタリストの皆さんは、先にこの手のペンタフレーズに馴染みを覚えることの方が多いでしょうから、難しいことは考えずにロックに弾いて下さい(^^)

 

最後に

最後は解説と言うより、私の非力を弁解する形に…(^^;

今まで様々なバンドでの演奏や、このブログや演奏動画の場を通して(偏りはあるけど)多くの楽曲に触れて来ました。

世界一巧いギタリストを目指しているわけではありませんが、自分が好きで弾く楽曲は、自分で納得のいく演奏が出来る様になりたいですよね。

30代はバンドマンとしては高齢層の入口かもしれませんが、ギタリストとしてまだまだ巧くなれる(ハズ)。

日々精進です(^^)

 

参考音源