はじめに
2020年11月にApple社から発表された次世代のMac。
その新機種の内の一つであるMacbook Airを同年末に購入したので、ご紹介したいと思います。
尚、筆者progreはこの手のIT機器に特別詳しいわけでもなく、本業はほぼ縁のない業界です^^;
あくまで趣味でバンドや演奏動画投稿を行っている一介のバンドマンとして、その辺の導入経緯を記事に書きました。
所謂、新製品のレビューとは少し異なる観点からこれをお読み頂いているあなた方のお役に立てば幸いです(^^)
演奏動画制作
過去の当ブログや、YouTube等の演奏動画をご覧頂いた方々は既にご存知かもしれませんが、筆者pogreは主に自分が弾いてきた楽曲や興味を持った楽曲のいくつかを演奏動画にし、更にその一部を当ブログのような奏法解説記事に起こして来ました。
2020年末時点で始めてから約3年になりますが、初期の頃は出来るだけ簡易な機材で始めました。
簡易な機材とは言え、演奏面は勿論のこと、音質面でもそれ程違いは無いかと思います。
2020年春にシステムを一部変更
今までのiPad(iOS端末)中心のDTM(?)環境から、iMac(PC)中心のシステムに切り替えました。
動画の編集そのものや、今まで制作してきた多くの演奏動画の管理を少しでも楽にする為です。
4K30fpsからFullHD60fpsへ
きっかけは同年初頭。
今までは所有スマホの最高画質である4K30fpsで動画撮影をしていました。
- これを動画編集する当時所有していたPCスペックでは4Kは重かったこと、
- 演奏動画…特に筆者progreが好む手元がスピーディーに動く動画に於いてはフレームレートが30fpsでは厳しいかもしれない、
という観点から、多少画質は落としてもフレームレートを優先して、処理を軽くしつつも動きの滑らかさを優先することにしました。
iMovieからFunal Cut Proへ
同年春の緊急事態宣言下。
自宅で作業出来る時間が増したところで、ちょうど年間目標にしていた「Roseliaのバンドスコア全曲演奏動画&奏法解説ブログに起こす」を実践する際にアップグレードしました。
まだまだ使いこなせているとは言えませんが、テロップの種類やちょっとした演出を自然に見せるのに一役買ってくれました(^^)
Live配信
主にはYouTubeLiveでの配信になりますが、システムをPCに移行した理由の一つがこちら。
今までのモバイル端末中心のシステムではツイキャスからの配信は問題ありませんでしたが、YouTubeLive配信はモバイル端末だとチャンネル登録者数が1000人以上という制限が付きます。
PCからであればGoogleアカウントを保有していれば制限は特になかった為、PCへのシステムに移行するには十分過ぎる理由だったのです。
新たなオーディオインターフェースを導入
今までiPad(iOS端末)に接続していたオーディオインターフェース(以下、I/O)はiRig Proでしたが、せっかくなのでPC用の新たなI/Oを導入しています。
この辺のシステムの刷新についてはまた別の記事でご紹介したいとは思いますが、今まで使っていたiRig Proも配信時のマイク接続用I/Oとして引き続き活躍してくれています(^^)
いざ、開封の儀!
前置きが長くなりましたが、導入前の状況を簡単にご紹介致しました。
購入したMacbook Airは開封動画にしてみましたので、こちらも合わせてご覧下さい。
Macbook Air (M1) My New Gearしました!
動画でも話していますが、Apple製品は世界的なブランドということもあって所有欲を掻き立ててくれますね(^^)
スペックだけで言えば同価格帯であればもっと良い機種は数多くあれど、この見た目とクリエーター向けのインターフェースは他には代え難いものがあります。
上位機種を選びました
今回発表になったMacbook Air M1は大きく分けて2種類。
カスタマイズなしの状態で大きく分けると、
GPUが7コア、ストレージがSSD256GBのモデル
GPUが8コア、ストレージがSSD512GBのモデル
公式ストアよりBTO
上述の通り、今回は2機種のうちの上位機種を選びましたが、更に公式ストアでメモリーを16GBにアップグレードしています。
事前にネットで調べた情報によれば、M1チップは好効率・省電力に優れている為に、デフォルトの8GBでもなかなかメモリーを使い切る処理は無いのではないか?との意見が多かったです。
一方で、配信ソフトを使ったライヴ配信等の検証が少なく、動画編集に於いても将来的に4K60fpsまで高めたいと考えているので、最終的には既に所有しているIntel製のiMacでないとまかなえないかもしれませんが、スペック面で妥協したMacbook Airで出来なかったとするのは宜しくないな…との判断です。
※所有のiMacは2017年モデルだが、当時の最高スペックでメモリーも64GBまで増設しています
この辺、iMacの27インチ以外はメモリー増設が購入前しか出来ないというのは不便ですね^^;
このMacbook Airに期待していること
今回のMacbook Airと同時発表された3機種について、この記事をご覧のあなたは既にご存知でしょうが、CPUが従来のIntel製ではなく、Apple純正のM1チップに変更されたというのが大きな変更点です。
iOSのアプリがMac上で動くらしい?
Intel製からiOS端末と同様のArm製(らしい)とのことで、既に報告が出ておりますが、従来iOS端末のみでMac上では使えなかったiOSアプリがいくつか動くとのこと。
上述しましたが、以前からiPadを長らく使ってきた筆者progreにとって、バンド活動や演奏動画制作等に有用なアプリをいくつか使って来たので、ここは期待したいところ。
今回購入したMacbook Air M1の初期設定後に早速いくつか試したところ、残念ながらまだ私の使用頻度が高かったiOSアプリのほとんどが動きませんでしたが、この先iOSとMacOSの親和性を高めていく方向なのであれば、今後使えるようになる可能性は十分にあるのではないかと期待しております。
ノートPCをとしての可搬性
iMacで配信している時に思っていたのが、普段演奏動画撮影をしている配置と異なるという点。
例えば休日昼間に演奏動画を撮影し、夜間に配信を行う場合、PC以外の機材の配置をそこそこ大きく変える必要があります。
今回PCの可搬性を高めることで利便性を高められないか…という期待があります。
更に言えばこの2020年12月に初めてバンドでの配信ライヴを行ったのもあり、今後セルフでより気軽に配信出来るシステムを外に持ち出せないか…という狙いもあります。
これからの実践で試していきます
勿論、上述した期待はM1チップのMacbook Airが今の自分の手法での演奏動画編集や配信に耐えられるかどうかはまだわかりません。
想定外のトラブルが起きるかもしれませんし、逆に想像以上に快適に使えるのかもしれません。
上に貼った動画でもお話していますが、その辺りについても今後動画やブログ記事でお伝え出来たら良いなと思っております。
最後に
期待と可能性、懸念と、実践・結果まで含めると膨大な検証時間と文字数になる為、今回は浅い段階で記事に起こしてみました。
この記事だけで完結出来ない話題ではありますが、今後の検証や新たな期待・可能性にご期待下さって頂ければ幸いです^^;
これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!
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