はじめに
2020年は既に8月も終わり。
もう今年も後半戦…むしろ年末を意識するような季節になりました。
2020年は世界的に後世へ長く語り継がれるであろう出来事が数多く起こり、未だその区切りは見えない段階でもあります。
「週末のバンドマン」というブログを運営している筆者ですが、当の自分も果たしてバンドマンと言えることをしているのか?…と言われるとなかなかに難しいものがあるのが現状です。
そんな中「ライヴ」と呼ばれるものが、当ブログでも多く取り上げさせて頂いている
BanG Dream!(以下、バンドリ)プロジェクトより開催されたので、ライブビューイング(以下、LV)ではありますが参戦してきました。
いつもの如くライヴレポートと呼ぶには拙い文章ではありますが、ここに記録したいと思います。
同じくいつものことでは御座いますが、ギターを弾くことが多い筆者であるので、ギタリスト視点になりがちなところはご了承下さい^^;
オープニングアクト:Merm4id from D4DJ
本日 #Merm4id が「BanG Dream! 8th☆LIVE DAY1:Roselia『Einheit』」にオープニングアクト出演させていただきました❣
— D4DJ(ディーフォーディージェー)公式 (@D4DJ_pj) August 21, 2020
ご覧いただいた皆様、ありがとうございました💄✨
本日のセットリストを公開中🎤https://t.co/lPSqBamJ4l
次回の #D4DJ ライブ情報はこちら👇https://t.co/w9Ut4mlQcQ pic.twitter.com/BR1VbPHMgv
オープニングアクトはバンドリとは別の、同じブシロードが提供するD4DJという別コンテンツより、Merm4idというユニットだったようです。
遅れての参戦
「〜だったようです」というのも当日は平日であった為、実は有給を取っていなかった筆者は17時の定時退勤であがって職場の近くの映画館へ駆け付けた為、到着が20分程度遅れてしまったのです^^;
D4DJのMerm4idというユニットのことは知っておりますし、このライヴの1ヶ月くらい前に配信ライヴを行っていたのは観ましたが、今回はサプライズのオープニングアクトとは言え、観ること叶いませんでした。
🎊7/26(日)【MixChannel Presents D4DJ CONNECT LIVE】開催🎊
— D4DJ(ディーフォーディージェー)公式 (@D4DJ_pj) July 21, 2020
総勢24名のキャストが出演する無観客ライブをMixChannelにて無料配信🎤
🕖19:00 ライブ本編
🕙22:00 After Party ※一部有料配信
7/24(金)21時から事前番組の放送も❣
詳細はこちら👇https://t.co/q7sPIiWhJs#D4DJ #グルミク pic.twitter.com/HqZsK5qUTF
Roselia「Einheit」
上述の事情もありLV会場への到着が遅れてしまった筆者ではありましたが、本編に関しましてはほぼ最初から観ることが出来ました。
終演後Twitter等で知ったのですが、当日は現地及び日本全国の多くの場所での悪天候が原因だったのか、LV会場への配信が止まっているというハプニングも起こっていたようです。
幸いにして筆者が到着した時からはそのようなアクシデントもなく(LV会場によってはあったようですが)、LV会場よろしく快適に観ることが出来ました。
Avant-garde HISTORY
まさかこの楽曲を1曲目に据えてくるとは…
Roselia本編のライヴ開始時の演出は観られなかったのですが、私がLV会場への会場に入った瞬間にこの曲の1音目のギターが聴こえたのです。
筆者にとってのAvant-garde HISTORY
筆者にとってと言いましたが、割と多くのバンドマン系バンドリーマーはこの楽曲について、Dream Theaterっぽさを感じたのではないでしょうか?
筆者もその一人であり、当ブログやTwitter等のアイコンをよく観て頂ければわかる通り、筆者は青春時代Dream Theaterよりかなり多くの影響を受ける程好きなバンドでした。
勿論今でも好きなバンドであり、今年はちょうど来日公演も控えておりましたから、早々にチケットはおさえておきました。
学生時代、Octavariumのツアー来日公演以来だったので楽しみにしておりましたが、昨今の事情で来日公演中止が発表されたのもこのライヴ当日だったのです。
DTのメンバーやスタッフさんの安全面を考えると、ファンとして一安心という気持ちもありつつ、
— progre@YouTube演奏動画&奏法解説ブログ (@progre_k) 2020年8月21日
家内のぴあ会員特権使って去年の12月時点でチケットを押さえるくらい楽しみにしていたので複雑な心境(>_<) https://t.co/aSNwxcMjKU
Avant-garde HISTORY = Elements Garden(以下、エレガ)が作ってくれたDream Theaterという図式が自分の中であったが為、この日一番楽しみにしていたこの楽曲を果たして自分は聴きたいのか?聴きたくないのか?演奏して欲しいのか?演奏して欲しくないのか?
…少々自分の中で混乱していた状態でLV会場へ向かっていたのを記憶しています。
LV会場入りした瞬間に1音目を聴いた
前述の通り定時退勤で急ぎ向かい、遅れて会場入りした瞬間に聴いたのがこの曲の1音目でした。
先に述べた自分の中での混乱について考える余地もなく、この曲を聴いたわけです。
正直に申し上げますと、どのパートも原曲をきちんと弾(叩)ききるにはまだ遠く、簡略化することで楽曲全体を通すというアレンジをしていました。
今回は2日目のRASを除けば、どのバンドも昨今の事情でまともにリハも出来ていなかったと推測されます。
そんな中、バンドリリアルバンド楽曲の中で間違いなく最上級難易度を誇るこの楽曲を、実際のライヴに間に合わせるのは難しいのではないか?
→セトリから外すのではないか?と予想していた面もありました。
それでも、自分達の置かれた環境が万全のものとは言えなくとも、各々の並々ならぬ努力をもって仕上げて来たのだと感じさせる、今回の演奏には心打たれるものがありました。
聴けてよかった (オタク)
逆にこれから時制と環境が段々と整ってくれる(と心から願っていることも含む)中で、このリアルバンドの奏でるAvant-garde HISTORYがどの様な完成形を魅せてくれるのか…
筆者自身の勝手な強い思い入れが先行しているのを承知で、楽しみにさせてくれると思わせるには十分なオープニングナンバーでした。
Avant-garde HISTORY (Roselia) fullでギター弾いてみた【BanG Dream!】
BLACK SHOUT
新譜からの楽曲の後は、代表ナンバーとも言えるこの楽曲。
いつもの見慣れた安定感で演奏してくれました。
いつもと違う雰囲気を、ここでしっかり戻す役割もあったのかもしれませんね。
【Live Ver!】BLACK SHOUT (Roselia) ギターfullで弾いてみた【BanG Dream! 5th☆Live Day2:Roselia -Ewigkeit-】
Ringing Bloom
白金燐子役である志崎樺音さんのピアノソロから始まるこの楽曲。
ゲーム、バンドリ!ガールズバンドパーティ!(以下、ガルパ)のイベント内で取り扱われた、Roseliaのメンバーである白金燐子にとって大きな意味を持つ楽曲です。
Ringing Bloom (Roselia) fullでギター弾いてみた【BanG Dream!】
リアルバンドRoseliaにとってのこの楽曲の意味を推察
この楽曲から先が今回のライヴの雰囲気を決定付けたと感じたのは筆者だけでしょうか?
1曲前のBLACK SHOUT以上に、メンバー感のコンタクトや演奏に込められた気持ちの様なものがとても多く感じられました。
1年前の富士急で初披露になったこの楽曲。
その前月に発売されたFIRE BIRDのカップリング曲として、FIRE BIRDと共にあの時のライヴのハイライト楽曲であったことには間違いないでしょう。
そして、あの富士急2daysライヴで現メンバーのRoseliaはかなり絆を深めたとメンバーも語っていました。
その様な経験から「戻ってきた」「戻って来られた」という気持ちが強く出ていたのではないかと筆者は感じています。
叙情的な歌詞もあって、バンドメンバー含む観客全ての涙腺に働きかける何かがあったことをここにご報告させて頂きます。
BRAVE JEWEL 〜 Safe and Sound
アニメ2期のOPとEDでしたね。
今回のセトリは叙情的に盛り上げる楽曲と、問答無用の力強さで盛り上げる楽曲が割と交互に来るように組まれたセトリであったのが特徴かと思います。
BRAVE JEWELは勿論後者ですね(^^)
【字幕解説付】BRAVE JEWEL (Roselia) fulでギター弾いてみた【BanG Dream!2期OP】
昨年を想起させる下り
後半のSafe and Sound。
MCできちんとアニメ2期の中で、RoseliaがPoppin'Party(以下、ポピパ)を見守る想い等、歌詞の内容に沿った台詞が語られておりました。
【演奏動画MAD】Safe and Sound (Roselia) fullでギター弾いてみた【アニメBanG Dream! 2nd Season ED】
「私達のラララ」の下りからまさかのSTAR BEAT〜ホシノコドウ〜(ポピパ)は、昨年のキズナミュージックを想起させつつも、去年より微妙に長く演奏していたのが楽しそうでしたね(^^)
この下りをしっかり3日目に回答してくる演出も、今回の3daysの醍醐味の一つだったと言えるのではないでしょうか。
続きます
文字数がかさんで来てしまったので、記事として一度ここで区切ります。
この後は「約束」から御馴染みの幕間映像から中盤へと続きますが、ここまででも十分に演奏者から人前に立てる幸せと感謝を感じることが出来ました。
(Roseliaらしい部分でもありますが)時折ボケの要素を絡めて来るところも、それが無ければ今回の久々のライヴはあまりに感動的で叙情的で、楽しいのに何処か辛気臭い(昨今の時制を考えれば仕方ないのですが…)と感じたのではないかと思います。
その様な雰囲気になるのを避ける為の積極的な演出だったのかもしれませんね。
これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!
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