はじめに
最近はバンドの方でライヴが複数本入っておりまして、ブログの更新が滞ってしまいました^^;
このGWにも1本行いまして、せっかくだからそう言ったライヴで実際に楽曲を演奏するにあたって使用した機材達を記録しておきたいと思います。
機材紹介と言っても各機材のレビューが目的ではなく、演奏する楽曲に対してどういった意図で導入したのかをメインに書いていきます。
中には以前の記事でレビューを行った機材もありますので、より詳しい機能等を知りたい場合は、そちらのリンクをご参照下さい(^^)
セットリスト
- LOUDER / Roselia
- JOINT / 川田まみ
- コネクト / ClariS
- Rising Hope / LiSA
- oath sign / LiSA
- ティアドロップス / Poppin'Party
アニソンとしてはとても王道の楽曲かと思います(^^)
去る5/4(土)ミラスパ!
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
DOLACHANZ
1.LOUDER
2.JOINT
3.コネクト
4.Rising Hope
5.oath sign
6.ティアドロップス
以上のセトリでお送りしました。
お越し頂いた皆様、出演者の皆様、ありがとう御座いましたm(_ _)m
主催のけろちゃん、さとし君もお疲れ様でした(^^) pic.twitter.com/co5WXG7w4G
使用機材
ギター本体
Strandberg Boden Original 6
(機材紹介1)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
ギターはStrandberg Boden Original 6。
fixedブリッジで、ピックアップをSuhrからLaceに変更しています。
アンプはライヴハウスにあるMarshallのJCM2000をレンタルしました。
今回はクリーントーンは使わず、Lead1のチャンネルのみを使用。
※Tone ShiftやDeepスイッチはoff pic.twitter.com/PoaqZWxWfr
一番新しいギターなので、出番も多いです(^^)
Strandbergはある意味特殊なギターですが、その辺の導入経緯は以前の記事で言及しております。
※いずれ、ピックアップを変えた経緯なんかも記事にしたいと考えております
使用アンプ
Marshall JCM2000 + 1960A
上のツイートにもありますが、今回はライヴハウスにあるMarshallのJCM2000のスタックをレンタルしました。
後述しますが、クリーンチャンネルは使わなかったので、Lead 1チャンネルのみ。
Tone ShiftやDeepスイッチはoffにして、GainやEQは基本オール5。
Volは2.2〜2.3辺りだったかと思います。
シールド関係
CAJ 3m / Belden系パッチケーブル等
(機材紹介2)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
ケーブルはCAJの3mを3本。
※3本の理由は後程
パッチケーブルは昔買ったBelden系のものを使ってますが、今回も1つ駄目になったので、その度にCAJ系の自作オーダー出来るところに発注してます。
※今のところ、ecstasy blueからdropに接続するL/Lクランクのみ pic.twitter.com/t0Umd2Qho2
ここ数年、CAJ製を好んで使っています。
この辺の考え方については以前の記事でご紹介しています。
電源関係
VITAL AUDIO VA-08 MKⅡ
(機材紹介3)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
画像上の赤いヤツ。
VITAL AUDIO VA-8 MKⅡ。
ポイントはアイソレート(独立)型の電源で、DigtechのdropとWhammy Ricochet(画像下の赤いヤツ2台)がデジタルノイズを起こすことを避けています。
電源の品質差は私はわからないので、コスパ重視です(^^; https://t.co/xB005at51P
アナログ / デジタルエフェクターを混同する際に起きやすいデジタルノイズ。
これはこの手のアイソレート(独立)型のパワーサプライで回避することが出来ます。
エフェクター関連
One Control BJF Buffer Split
(機材紹介4)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
右側の白いヤツ。
One Control BJF Buffer Split。
個人的にはCAJのIN and OUTと迷ったが、小型軽量でコスパよしのこちらを選択。
どの段階かは問わないが、バッファーは大事。
後述の簡易ギターシンセの為にギター信号をスプリット出来る使用もポイント。 https://t.co/xB005at51P
エレキギター本来のハイインピーダンスシグナルを、どの段階でローインピーダンスシグナルに変換させるのか。
これは音作り上とても大事なことだと考えています。
今回は簡易ギターシンセも使ったので、ギターの信号を分岐させる意味でも、この機材は重宝しています。
BOGNER Ecstasy Blue
(機材紹介5)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
右下の青いヤツ。
BOGNER Ecstasy Blue。
結論、マーシャルのキャビネット(1960A)では自分好みの音は出ない。
…が、これをブースター代わりに組み込むと幾分モダンハイゲインなニュアンスを出してくれる。
Gain・EQはマーシャル側をオール5にして、Bogner側で補正。
狙い通り(^^) https://t.co/xB005at51P
リハスタやライヴハウスにあるマーシャルアンプを如何に自分好みのサウンドにするか・・・通称、マーシャル対策。
これは永遠のテーマかもしれません^^;
ツイートにあるキャビネットの重要性については、以前の記事で言及しています。
DIFITECH drop
(機材紹介6)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
下段右側の赤いヤツ。
DIGITECH drop。
今回のセトリではRising Hopeが全弦半音下げ。
多少音質は犠牲になるものの、スイッチ1つでダウンチューニングの様なピッチシフトをしてくれるコンパクトでは今のところ最も優秀。
デジタルノイズは先の電源対策で問題無し。 https://t.co/xB005at51P
もう数年使ってますね。
これも以前の記事で細かくレビューしております(^^)
DIGITECH Whammy Ricochet
(機材紹介7)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
その左隣。
DIGITECH Whammy Ricochet。
同社Whammyのペダル無し版。
モメンタリーon、下方シフト、行き12時帰り9時で変化幅を4thに設定。
oath signやティアドロップスでのアームダウンフレーズに使ってます。
※トレモロアーム付のギターを使えば済む話w https://t.co/xB005at51P
drop程ではないですが、結構長く使ってますね。
今回はアーミング効果を狙って組み込んでいますが、アニソンの楽曲では1オクターヴピッチアップが使われている楽曲も多いので、別の機会でも出番は多いです(^^)
HOTONE SOUL PRESS
(機材紹介8)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
左下の赤いヤツ。
HOTONE SOUL PRESS。
ワウ・ボリューム・エクスプレッションペダルをスイッチ1つで切り替えられる優れもの。
しかも小型軽量安価。
※大きさは普通のワウペダルの半分くらい
踏みにくさは慣れで十分カバー出来ます。
Rising Hopeやoath signでボリューム奏法に使用。 https://t.co/xB005at51P
今回はヴォリュームペダルとして使用しまたが、エクスプレッション・ペダルにもなるので、Kemperを使う際にも併用することがあります。
あらゆる機会で出番が多いです(^^)
ZOOM MS-70CDR
(機材紹介9)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
左下の青いヤツ。
ZOOM MS-70CDR。
個々のクオリティに拘らなければ、空間系はカバー可。
機能面からすればとても小型軽量安価。
Rising Hopeで変拍子リフのコーラス、oath signでBメロのトレモロに使用。
※本来アンプのセンドリターン接続すべきだが、面倒なのでアンプ前段に接続(笑) https://t.co/xB005at51P
Kemperを出すのが面倒だけど、空間系を使いたい時は大概これで事足ります。
バンドマン界隈でも、このMSシリーズを足元に置いているのをよく見かけます(^^)
コーラス関係
SHURE BETA 57A
(機材紹介11)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
SHURE BETA 57A。
同社のSM58はボーカル用として、SM57は楽器用としてあまりに有名。
BETAはSMより高域がクリアなイメージで、同じダイナミックマイクなので、耐久性も良。
コーラスだけなら58だが、Kemperのプロファイルにも使いたかったので、57をコーラスマイクとして併用してます。 pic.twitter.com/b40n2l66vF
男性でリハスタやライヴハウスにあるマイク(おそらく同社のSM58)で何となく音のこもりが気になる方にはこのBETAシリーズをおすすめします。
ボーカル用なら58を。
私の様に楽器用と併用したいなら57を。
メインボーカルでもない限り、コンデンサーマイクは取扱が難しいので、耐久性重視のダイナミックマイクが良いでしょう。
TC HELICON Voice Tone C1
(機材紹介10)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
写真上の黒いヤツ。
TC HELICON Voice Tone C1。
これはボーカルエフェクターで、声質を男性or女性っぽく変えることが出来る。
半音単位orキー単位でのピッチ補正も可能。
コーラス時、女性ボーカルに馴染ませる為に使っているが、改善の余地あり。
PAさん側も慣れてないことが多い(^^; https://t.co/xB005at51P
・・・まだ使いこなせていないです^^;
PA側との連携も大事なので、なかなか難しいですね(-_-;)
シンセ関係
シンセパートは必ずしもキーボーディストが彈く必要は無いというのが私の持論で、今回も同期を使わない楽曲で少しだけシンセパートを自分でこなしています。
IK MULTIMEDIA iRig Keys
(機材紹介12)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
IK MULTIMEDIA iRig Keys。
写真のiPad内の音源アプリをMIDI鍵盤として操作する為に使ってます。
きちんとしたシンセには劣りますが、この可搬性はギタリストとしてサブパートをこなすには重宝しています。
今回はJOINTのシンセパートで使いました。 https://t.co/wYAtX6TkKs
IK MULTIMEDIA iRIg Pro
(機材紹介14)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
iPad横のスティック型のヤツ。
IK MULTIMEDIA iRig Pro。
ギター信号をスプリットさせたものをここに接続しMIDI信号へ変換、iPadの音源アプリを操作しています。
簡易なギターシンセみたいなものです。
コネクトのアコースティックシミュレータ、oath signのストリングスで使用。 https://t.co/wYAtX6TkKs
Korg Module
(機材紹介13)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
Korg Module。
iOSのシンセ音源アプリです。
今回はiPadで使用。
JOINTの時にiRig Keysで操作した時は…
ピアノストリングス(B・Cメロ)
オルガン(間奏)
…の2種類のプリセットを使いました。
オルガンは弾きながらエフェクトを加えたりしてます(^^; pic.twitter.com/RSgFWExY87
Positive Grid Jam Up Pro
(機材紹介15)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
Positive Grid JamUp Pro。
iOSの音源アプリです。
同社のBiasシリーズはハイエンドモデリングとして有名ですね。
このアプリのアコースティックシミュレータがなかなか良い。
昔はピエゾピックアップ付きのギターを使っていましたが、最近は専らこれです。
コネクトで使用。 pic.twitter.com/JpHMrtNcoD
Jam Origin MIDI Guitar 2 for iOS
(機材紹介16)
— progre@演奏動画&ブログ【週末のバンドマン】 (@progre_k) 2019年5月5日
Jam Origin MIDI Guitar 2 for iOS。
MIDI信号に変換させるアプリ。
但し、この機能は有料です。
※本家のギターシンセ機器よりは安い
レイテンシもあるし、ギターシンセメインで使うのは無理。
oath signのギターソロからそのままギターでストリングスソロを弾く大道芸に使用(笑) pic.twitter.com/z1B2mNuCdm
最後に
大ボリュームでお届けしました。
バンドマン同士で結構機材の話って出ますよね。
今回出演したライヴでも、その後に別バンドのギタリストさんとお話する機会がありましたが、自分以外のバンドマンが一体どういった意図でどんな機材を取り入れているのかって、意外と気になります。
自分の音が最高だと言う気はさらさらありませんが、だからこそお互いに気になる。
この手の記事にするのは凄く手間ですけど、皆さんもっと情報発信すれば良いと思いますし、私の記事が他のバンドマンの参考になれば幸いです(^^)
これ程の長文を読んで下さってありがとう御座います!
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