週末のバンドマン

楽曲の考察から奏法解説、使用機材やらを記録していきます。主にギター。アニソン系メタル系多め。

【CDレビュー①】THE THIRD (仮) 1st ライブ

はじめに

当ブログで何度か取り上げさせて頂いております、The Third (仮)・・・現在はRaise A Suilenに改名・・・の初円盤であるライヴアルバムが発売になりました!

このライヴが開催された時期は、Roseliaコピバンのライヴ前であった為、観に行くことが出来なかったので、音源化されて大変嬉しいです(^^)

 

 

メンバーが固まる前

2ndライヴで正規メンバー5名と正式なバンド名が決まり、Raise A Suilenとしてスタートした当バンドですが、この音源の1stライヴの際は正規メンバー3名でバンド名も(仮)と言う段階でした。

2ndライヴで加入発表されたDJの紡木さんは勿論、Gtの小原さんもこの1stライヴで正式加入発表であった為、途中迄はゲストGtとして、ポピパの大塚さんが参戦しています。

 

That Is How I Roll !

このライヴや、BanG Dream! 5th☆Liveのオープニングアクト、7月の2ndライヴの際にも、この曲で始まるのが定番となっています。

Afterglowの楽曲にRaychellさんの声はとても良く合いますね(^^)

※アンコールでもう一度演奏されていますが、こちらはツインギター編成でやっていて、より音圧が心地よいです♪

2番のBメロの(多分、タッピング)アレンジはなかなかですよ^^;

 

しゅわりん☆どり〜みん → パスパレボリューションズ

この手の可愛い系楽曲は、Keyの倉知さんがVoを取っているようです。

個人的にPastel*Palettesの楽曲は特に大好きで、いちギタリストとしても特にそちらに耳がいってしまいます。

この時はポピパの大塚さんが弾かれてますが、結構難しかったり目立ったりするソロをしっかりこなされていて驚きました。初期のポピパのちょっと心許ない雰囲気は音からは感じませんでしたね。

唯一気になったのは、リード時のチョーキングが甘かったですかね・・・速めのフレーズなんかは相当練習したのだなと感じただけに、少しだけ残念です^^;

 

えがおのオーケストラ

ハロー、ハッピーワールド!の楽曲も、基本は倉知さんがVoを取られています。

ハロハピの楽曲には倉知さんの声は大変よく合っているなと感じますね(^^)

以前の記事で2ndライヴのライヴレポを書きましたが、この時聴いた印象と今回の音源で異なるのは、この楽曲におけるオーケストラっぽさが少し弱く、バンドっぽさというか、ロックっぽさが強く出ている様に感じました。

www.progre-bandman-life.xyz

おそらく、Drの夏芽さんのアレンジが1stで変わっていたのが影響してるのかな?

どちらが良いとかは好みですね^^;

 

Don't be afraid !

Glitter Greenの楽曲ですね。

VoはRaychellさんが取っていますが、Afterglowの時とはまた違う歌い方で、表現力の幅広さを感じることが出来ます(^^)

 

ゆら・ゆらRing-Dong-Dance

Raychellさんと倉知さんのツインVoという、面白い試みです。

ちょっと昭和歌謡な雰囲気の楽曲で、結構難しいフレーズが散りばめられていると思われるのですが、二人共よく演奏しながら歌えるな・・・というくらい、難しいフレーズに対して歌が安定しています^^;

 

Hey-Day狂騒曲(カプリチオ)

この楽曲はとても難解な楽曲です。

2ndライヴでも生演奏を聴いてきましたが、最初から最後まで難しい。

ゲストギターの大塚さん含め、聴き応えのある演奏です。

後半のギターの速弾きの後ろでDrがツーバスのメタルアレンジしているところがとても印象に残っています(笑)

 

Scarlet Sky

1曲目同様、ここでバンドとしての勢いというか、コンディションを調整する意味でのセットリストなのでしょうね。

この後の楽曲も考えると、一度ホッとするような楽曲です(^^)

 

ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!

この楽曲もスイング系の、ロックバンドマンにとっては難解な楽曲。

ハロハピの楽曲ですが、VoはRaychellさん。

微妙にエロい感じでとてもこの手のジャンルの雰囲気が出ています。

この手の楽曲もサラッとこなす辺りにこのバンドの実力を感じますね^^;

 

R・I・O・T

このアルバム唯一のオリジナル楽曲。

楽曲全般を通してダンスミュージック系のアレンジがほどこされている辺り、既にDJというポジションは構想にあったのでしょうね。

※このアルバムと同時期に発売されたGIGSのインタビューにも載っていましたが、このライヴにDJの紡木さんも観客としていらっしゃっていたそうです。

現在のRAS各メンバーの使用機材とかも載せてくれているので、気になる方にはオススメします(^^)

この楽曲から正規メンバーであるGtの小原さんも合流。

あまり前に出ない抑えめなバッキングに対して、ちょっと特殊な音飛びを駆使したエモーショナルなギターソロが印象的な楽曲です(^^)

※アンコールでもう一度演奏する際はツインギター編成になっています。

 

最後に

グループでの初円盤がライヴアルバムと言うのはなかなか稀なケースだと思います。

それだけこのバンドに対する実力面での期待や、これまでPoppin' PartyやRoseliaが積み上げてきたバンドリというブランド力に対して、ブシロードが名実共に自信を持ってこのバンドを運営していくという決意表明みたいなのも感じましたね。

バンドスコアとか出ないですかね・・・アニソンのコピーバンドをやっていると、オリジナル楽曲だけでなく、カバー曲の需要も多くあるのではと感じている昨今なのですが。

ブシロードさん、いかがですか?^^;