はじめに
どちらかと言うと私はDTMer(クリエイター)ではなく、バンドマン(プレイヤー)です。
また、基本はキーボーディストではなく、ギタリストです。
そんな私の視点からレビューしてみたいと思います。
iRig Keys
このiRig Keysと言う機材は、一般的にはDTMに使用するmidi鍵盤と言う位置付けだそうです。
2012年頃の発売ですから5年以上前の機材ではありますが、私も2013年頃から
ギタリストが使うサブキーボードとして
導入しております。
可搬性
ギタリストとしてスタジオやライヴハウスに出向く際に、ギターとキーボードを両方持ち歩くのは困難です。
また、
- (ピアノ含む)シンセ音バリバリの楽曲をコピーするなら、そもそもバンドメンバーにキーボーディストがいる(はず)。
- キーボーディストの手が足りない部分を手伝う程度。
- キーボーディストをメンバーに迎えるには申し訳ない程度の楽曲。ex)
この様なケースですから、88鍵のハイエンドワークステーションは勿論、61鍵ですら不要であることの方が多いです。
そこで、複数の音源アプリをインストールしたiOS端末をiRig Keysで操作(電源は接続端末より供給)する、という組み合わせがとてもコンパクトで重宝するのです。
※アプリ音源についても、随時レビューしていきたいと思います。
必要最低限の機能
機能としても、
- ピッチベンドホイール
- モジュレーションホイール
- オクターブシフト
- プログラムチェンジ(up⇔down)
- プログラムプリセット(4バンク)
- ボリュームノブ
と、必要最低限でありながら十分です。
最後に
音源次第ですが、基本的なことはほぼ出来ます。
現場でギタリストとして立ちながら、脇に鍵盤があるインパクトもなかなかですよ(笑)
きちんと弾ければ、バンドサウンドのクオリティも一段と上がるのではないでしょうか?
オススメですよ!
IK Multimedia(アイケーマルチメディ) 2015-11-09
専用ケースはこちら
IK Multimedia(アイケーマルチメディ)
~もう少しキーボーディスト寄りの方々に~
- 音色のスプリットやレイヤーが出来るかは、音源アプリ(ソフト)側の問題となります(音色の作り込みも同様)。
- サステインorエクスプレッションペダルも接続可能(陰極)です。
- iRig Keysと、他のmidi鍵盤(コントローラ)を直接繋ぐことは出来ません。
- 鍵盤はミニサイズで、軽めのタッチです(小型軽量重視)。フルサイズ鍵盤のiRig Keys PROもあります。
IK Multimedia(アイケーマルチメディ) 2015-11-09
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IK Multimedia(アイケーマルチメディ)